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F1 2014 年の新車続々発表

ウィリアムズ 新車の画像を公開 – GPUpdate.net
マクラーレン MP4ー29を発表 – GPUpdate.net
ロータス 新車E22の画像を公開 – GPUpdate.net
フェラーリ F14 Tを発表 – GPUpdate.net
ザウバー C33を発表 – GPUpdate.net

29 日からのヘレステストを前に、F1 各チームから新車発表が続いています。ここまで発表したのウィリアムズ、マクラーレン、ロータス、フェラーリ、ザウバーの 5 チーム。コスト削減の折、年々発表会の規模を小さくしたりオンラインのみでの発表とするチームが増えていますが、今のところ今年は全体的に近年で最も地味な新車発表となりそうです。

今季のテクニカルレギュレーション最大の変更点は、マシンの動力。エンジンが V6 ターボに変更されることに加え、回生エネルギー(ERS)も採用するのがポイントです。今までも KERS はありましたが主にオーバーテイク目的の補助的な役割しか担っていませんでした。今年は ERS が昨年の KERS に比べて最大出力で 2 倍、エネルギー放出量で 10 倍となり、重要度がエンジンに匹敵するレベルになります。このパワートレイン(エンジン+ERS)をどう仕上げ、マシンというパッケージにまとめてくるか、が各チームの開発力の見せ所となります。
その他のポイントとしては、最低重量の増加、フロントウィングの狭幅化、モノコック先端高・ノーズ高の低減、排気管の位置・数・排気方向の制限という感じで、パワートレインの根本的な変更ほどのインパクトはありませんが、昨年までのコアンダ・エキゾーストが事実上使用できなくなったこと(まあ、何らかの形で同様の効果を狙った開発は継続されるでしょうが)により、空力の考え方が昨年までとは異なってきます。

ここまで発表されてきた各チームのマシンを見ると、まず目につくのはノーズの形状。ノーズ高が 550mm→185mm と今季より大幅に制限されたことを受け、どのチームも先端が極端に下がった異様なノーズを採用してきています。ルノーはかつてのウィリアムズ FW26 のセイウチノーズを彷彿とさせるフォーク型、フェラーリは単純に先端だけを低くしたカモノハシ型、マクラーレンとザウバー、ウィリアムズは先端だけが異様にすぼまったアリクイ型。フェラーリ以外は従来のノーズの高さに当たる部分からを事実上のノーズととらえて、それよりも前の部分を空力的に極力邪魔しないように、という考え方なのでしょう。しかし、2012 年のステップドノーズ以上の醜さを、残念ながら感じてしまいます。「速く走りさえすればカッコ良く見える」というのもある種の真実ですが、ステップドノーズは結局最後まで美しいと思えなかったからなあ。

という感じで、どうしてもノーズ周りに目が奪われがちですが、まず重要なのはパワートレインと空力。こればっかりは走り出してみないと分からないので(まあレースで同条件で走らせてみるまで分からないわけですが)、とりあえず他チームの新車発表とへレステストの状況に引き続き注目していきたいと思います。

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