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双眼鏡の購入検討中

最近、双眼鏡の購入を検討しています。

というのも、そろそろまた野鳥撮影の季節なので、鳥を探すのに双眼鏡が欲しいな…と思っていたところ、ウチの奥さんも「これから娘の運動会とか発表会とかが多くなる時期だから、双眼鏡欲しいんだよね…」と。
確かに、ウチの小学校はマンモス校で、校庭から保護者席までかなり距離があり、肉眼で我が子を探すのがけっこう厳しいんですよね。ピアノの発表会も、たまに大きめのホールで開かれることがあるので、オペラグラスが欲しくなる瞬間はあります。まあ、私はいずれもカメラの望遠レンズ越しに見ているので、あまり困っていませんが(ぉ。

というわけで、いろいろな利害が一致したため、双眼鏡を買うことにしました。

機種選びは、やっぱりツァイスが欲しいわけですが…まあ、他社の同等スペック品と比べて倍以上の値段がするので、そうそう手が出るものではありません。カメラ用レンズならばそれでも買ってしまうところですが(ぉ)、使用頻度を考えるとそこまでの投資はできません。
次点としてはキヤノン。カメラ用レンズと同じく IS(光学手ブレ補正)が搭載されているので、覗いたときの像の安定性は高そうですが、これも高い。

初心者でも手を出しやすい入門機としては、やっぱり Vixen あたりが安牌でしょうか。

Vixen / アルティマ Z 8×32 (W)

B000923FVA
この「アルティマ Z 8×32」は、いろいろ調べてみると割とどんなサイトでも推奨されている、入門機の定番中の定番と言えるモデルっぽいです。

双眼鏡といっても光学機器なので、カメラの知識があればある程度理解できるはず…と思ったら、いきなりスペックの書き方からして違うんですね。「8×32」のような表記で、前者の数字(ここでは 8)が倍率、後者(32)が対物レンズ(前玉)の口径を表しています。カメラユーザー的には焦点距離と F 値で書いてくれたほうが想像しやすいんですが(笑。
で、この「アルティマ Z 8×32」は、8 倍で有効口径 32mm の標準的な双眼鏡、ということになります。


また、内部に使われているプリズムにも「ポロプリズム式」と「ダハプリズム式」の 2 方式があります。このあたりは、ニコンのサイトに図解があります。

Nikon Sport Optics | How to | Sport Optics Guide -Binoculars- | 双眼鏡の基礎知識 | 双眼鏡の分類

ダハプリズムのほうが小型軽量化しやすいけど製造が難しいため高価、でも最近は技術の向上によって価格差は縮まってきた、ということのよう。
この「アルティマ Z 8×32」は、対物レンズと接眼レンズの光軸がずれていることからも分かるとおり、ポロプリズム式ですね。

いろいろ調べてみたら視野角も広いようだし扱いやすそうだな、という結論に達したんですが、単体で 500g 以上あって私はともかく奥さんに使わせるにはちょっと重い。
じゃあダハプリズム式は、ということで同等スペックのダハプリズムモデルも調べてみました。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

B000T0Z7BI

倍率とレンズ有効径は同一。価格帯もほぼ同じ。それでいて、さらに防水性能を備えながらこっちのほうが 100g 以上軽く、コンパクト。アルティマに対する弱点は、視野角が狭いこと。実視界 8.3° に対して 6.5° というのは、けっこうな差になります。

取り回しはアトレックのほうが良さそうなので、後者に傾いてはいますが、あとは実物をじっくり見比べて決めようかな。小学校の運動会は今月末なので、早々に買ってしまいたいと思います。

コメント

  1. Vixen PORTA II A80M

    Vixenの双眼鏡を買いそうな人がいますが、奇遇ですね、私も最近Vixenの「超長玉」を買いました。今までも散々子供たちにねだられながら、そして自分自身で…

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