今回実家に帰ってみたら、新しい扇風機が配備されていました。
パナソニック / リビング扇 F-CL339-N (シルキーシャンパン)
って、これはつい最近どっかの blog で見た扇風機じゃないですか!
実は我が家も寝室用に扇風機を買い増そうかと考えていたところではあったので、気にはなっていました。でも、扇風機は店頭だと動作音の大きさとか判断しづらいし…と思っていたので、これは渡りに舟。せっかくなのでちょっと試させてもらいましょう。
本体操作部はまあ、扇風機なのでそんなに変わった機能はついていないようです。特筆すべきところでいうと、「温度センサー運転」というのは高級機ならではの機能で、就寝中に回しておくのに良さそう。
しかし「1/f ゆらぎ」って随分久しぶりに表記を見たような(笑。強弱をつけながら回すリズム運転をあえて不規則なリズムで動かすことで自然の風に近い心地よさが得られる、という機能ですが、この表記だけだと一般ユーザーには伝わらないよなあ(笑。
支柱部分についているインジケータ。けっこう高輝度な LED が使われています。
首振り運転時の首振りの角度まで三段階から設定できるようになっているんですね。
付属のリモコンはシンプルなもの。
本体側のインジケータの明るさは、このリモコンのボタンでのみ調節することができます。
7 枚羽根で、さすがに DC ファンらしく静粛で柔らかい風。今使っている 20 年もののナショナル製扇風機(白物家電に限っては物持ちのいい私が、大学一年のときに近所の金物屋で買ったものを今でも使っている)の直接的な風に比べると、長時間当たっていても体調を崩しにくそうな印象があります。
風速を上げていくとさすがに風切り音が目立ってきますが、寝室やリビングで微風で回しているときの音は AC ファンよりも随分静かなので、これなら DC ファンを導入したくなりますね。高価いけど…。
この扇風機は横方向だけでなく縦方向にも首振りができるようになっていて、縦横同時に振ると ∞ 字に首を振ります。そのせいかヒンジ部分は凝った構造になっていて、つい見入ってしまいました。関節を動かしても内部メカが露出しないような化粧カバーが複雑に噛み合う構造になっているなんて、まるで最近のガンプラのようだぜ(ぉ
本体正面ほか、使用時に見える部分の装飾はこぎれいにまとまっているものの、こういう取っ手の部分とか見えにくい部分のデザインや質感がちょっと雑な感じがして、そこが惜しい。高級機とはいえできるところでコストダウンはしているというのが見えてしまっていて、こういうところまで突き詰めるとやっぱりバルミューダの GreenFan になるのかなあ…と思います。
そして問題の AC アダプタ。クマデジさんのエントリーの写真だけ見ている分には「そんなに大きいかな?」と思っていたんですが、実物を見たら想像以上に大きかった。これ寝室に置いといたら夜中に起きたときに足の小指をぶつけて悶絶するやつや…(;´Д`)。これは確かに、なんとかならなかったもんでしょうかね。
全体的に悪くはないけど、絶対にこれが欲しいという感じでもない。でも予備知識なしで店頭に行ったら無難にこれ、という選び方をして後で AC アダプタのサイズに驚く、という買い方になったんだろうなあ。
そうこうするうちに暑さのピークも過ぎてしまいかねませんが、せっかく改めて扇風機選びについて考えるきっかけをもらったので、もう少し真剣に検討してみることにします。
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