二年前に購入したドライヤーが壊れました。
一週間ほど前からモーターの立ち上がりが怪しくなり始め、あっさりと動かなくなりました。例によって買って約二年での故障。パナ、日立、コイズミとメーカーを変えてもきっちり二年で壊れるという。調べてみると一般的にドライヤーの寿命は一日 5~7 分の使用で 3~4 年程度というから、家族四人(うち二人は長髪)で使っていることを考えるとまあ壊れるよねという計算にはなります。
買い換え先は同じコイズミの MONSTER にしました。
コイズミ / MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915 (ブラック)
私は「とにかく大風量でよく乾く」以外の要件はなく機種選定は家族に任せたところ、今まで使っていたものよりも 1 グレード上の機種になりました。これでも最上位モデルではなく、上から数えて二番目の機種。
今まで使っていた機種は表面が単純なマット塗装だったのが、この機種ではいわゆるソフトフィール塗装(ラバー塗装)になっていました。ロジクールのマウス上位機種とかでよく採用されているやつですね。
これ、見た目はただのマット塗装よりも高級感あって良いのですが、ちょっと触っただけで手の脂が残ってベタベタになる。メーカーは製品化する前にちゃんと使って評価したんでしょうか。
ダブルファン、つまり二重反転ファン搭載による大風量がこの MONSTER シリーズ最大の特徴。他の機能はともかく速く乾く大風量のためにこのシリーズを買っていると言って過言ではありません。
風量は今まで使っていたものよりも一割近く増えて 2.4m3/分。さらに二倍の値段がする最上位機種はもっと風量があるのかと思ったら、そっちはスペックに風量の記載がなく風速を訴求しています。筐体も上位機種の方が一回り小さいようで、こういう書き方をするということは風量で比較すると両機種で大差ない(上位機種は風速は高いけど出せる面積が狭い、とか)ということではないでしょうか。まあ、ウチの場合は何買っても二年で買い換えだしそんなに高いものを買うつもりもないからこれで十分です。
前機種および前々機種はセット用ノズルが外れやすいという持病を持っていましたが、この機種は外れにくそうな構造に改められています。またノズルは 90° 回転させることで吹き出す風の幅を切り換えることができ、縦にしておくとノズル全体から風が出ます。
そしてノズルを横にすると両脇のスリットが塞がれて中央の吹出口からのみ風が出てきます。断面積が小さくなる分、こちらの方が少し風圧が上がります。
下位機種だと電源はボタンで熱風/冷風の切替ボタンが別途ある構造だったのが本機種では電源はスライドスイッチで熱風/冷風の切替を兼ねています。熱を扱う機器だけに、ちょっと触った程度で電源が入ってしまわないこの構造の方が安心。
側面にはデジタルディスプレイがあり、動作状態を表示してくれます。といっても乾かしている最中に自分でこのディスプレイを見れるわけではないので、何のためについてるんだろうというのが率直な疑問…。
ディスプレイの横にあるボタンはスカルプ機能で、熱風運転時にこれを押すと 5 秒熱風→3 秒冷風 を繰り返し、頭皮に必要以上の熱風を浴びせないようにしてくれるようです。まあ私は使わないと思いますが。
従来よりも 1 グレード上げて多機能になった恩恵は正直よく分かりませんが、風量が増えたのは確かに実感。今までのものよりも髪が少し速く乾くようになりました。結局ドライヤーってそれが一番大事ですよね。
どうせまたきっちり二年で壊れるんだろうけど、それまでの間はしっかり働いてもらいます。
コイズミ ヘアドライヤー ダブルファンドライヤー モンスター 大風量 速乾 温冷自動切替 デジタルディスプレイ スカルプ機能 マイナスイオン ブラック KHD-W915/K
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