五反田にうまいとんかつ屋があるという情報をキャッチしたので、食べに行ってきました。
ハンバーグで有名なミート矢澤の隣にあるお店。というか、矢澤ミートの系列店なんですね。隣のミート矢澤本店があまりに有名すぎて、こちらのお店はそこまで知られていないのか、お昼時はミート矢澤にはいつも通りの行列ができていたのに、こちらはすぐに入れました。まあほぼ満席ではありましたが。
店内はほぼカウンターのみ。奥の方に四人一組分のテーブル的な席もひとつだけありましたが、カウンターの延長みたいな感じ。ゆっくり食べるというよりは、回転率重視のようです。隣の席との間隔はかなり狭く、気を遣います。カウンターでもせめて豚組食堂くらいのゆったり感があれば、もう少し落ち着けるんだけどなあ。
ランチメニューは定食だと最低 1,000 円から。普通にロースカツ定食を食べようとすると 2,000 円からなので、そうそう普段からランチに来れるお店ではありません。
ロースがどんなものかは気になるけど、矢澤ミートといえば牛肉のイメージ。なので、和牛メンチカツを軸に考えてみます。
頼んだのは、チキンカツコンボ(チキンカツ+和牛メンチ小)。シンプルに和牛メンチ定食か欲張って肉ミックスかも迷ったけど、とりあえず初回はこのへんで小手調べといきます。
メンチカツは「小」といっても一般的には普通サイズと言えそうな大きさ。でも組み合わせるのは見た目からしてあっさりしてそうなチキンカツだし、物足りないんじゃないか?と少し心配になりました。
ソースはテーブルに常備されたとんかつソース&すり胡麻もありますが、ランチにはタルタルソースとジンジャーソースもついてきます。タルタルソースはチキンカツに合いそうだけど、ジンジャーソースって初めてなんですけど!
カツにつけて食べてみると、ジンジャーソースは想像した以上に深くて濃ゆい味。これ、ちょっとクセになりそうかもしれません。
チキンカツはささみですかね。見た目からして軽そうだし、ささみカツってパサパサしていることが多いので、これが出てきたときには「失敗したかなあ」と思いました。でも食べてみると、これがささみとは思えないほどしっとりしていて、しかも柔らかい。こんなささみは食べたことないかも。見た目でばかにしてすみませんでした。
和牛メンチカツ。衣の色がチキンカツとは違っていて、揚げ分けているんでしょうね。
チキンカツがこれだけうまかったのなら、和牛メンチはどんなことになっちゃうのか。
箸で割った瞬間、肉汁が、ジュワッ、ではなくて、(´;ω;`)ブワッ、という感じで溢れ出てきます(ぉ
衣はざっくり。肉はそのものの食感がしっかり残っている感じの粗挽き具合で、肉食ってる感満載。口の中はうまみの洪水。あーこれやばいやつや。
そりゃそうか、ミート矢澤のハンバーグをそのまま揚げたらこんな感じになるんだろうから、うまくて当然なのか。妙に納得。
チキンカツもおいしかったけど、このメンチを食べたらチキンはなかったことになっちゃうなあ。
懐にちょっと余裕のあるときでないとなかなか来れないけど、今度はど真ん中直球でメンチカツ定食にしよう。
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