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BRAUN デジタルクロック BNC009

思い入れの強い目覚まし時計の修理に四苦八苦している人もいるようですが(修理には結局成功したんですかね)、いっぽう我が家は新しい目覚まし時計を購入しました。

BRAUN / デジタルクロック BNC009 (グレー)

今まで使っていた目覚まし時計、長女が生まれるときに買ったごく普通の目覚まし時計ですが、中身ではなく外装の塗装剥げとかがひどくてそろそろ新調したかったので。ちょうど先日いただいた BRAUN のトラベルアラームクロックの佇まいがとても気に入って、自宅用も BRAUN を選択。ただ、ウチの奥さんが秒針の音がする時計が苦手なので(BRAUN のアナログ時計は基本的に微かな秒針の音がする)、デジタルクロックにしてみました。

カラーはグレーを選択。これ、何故か BRAUN のメーカーサイトにも Amazon にも掲載されていないんですが、ヨドバシには置いてあったんですよね。グレーにしたのは、他の本体色では液晶がネガティブタイプ(黒地にグレー表示)なのに対して、グレーのみポジティブタイプ(一般的なグレー地に黒表示)だったから。夜、常夜灯のみが点いている寝室でネガティブ液晶はライトをつけないと見づらいだろうけど、ポジティブ液晶なら少しは視認できるだろうと考えたのがグレーにした理由です。落ち着いた配色なので、ベッドサイドに置いておいても視覚にうるさくないですし。

iPhone 4 くらいまでの世代の Apple 製品を思わせる、飾り気がないけどシンプルな美しさを感じさせるデザイン。何もゴテゴテ加飾することがデザインじゃないよなあ、と再認識させてくれます。

固定式のスタンドがついているので、自然と少し仰角がついて、ベッドサイドだけでなくデスクトップに置いておく小型クロックとしても使いやすいかも。


背面にもアラーム用のスピーカとリセットボタンくらいしかありません。

ちなみにスタンドは電池ボックスを兼ねていて、電池がスタンド部のおもり代わりになっています。このスタンドがちょうど単三電池 1 本が入る幅なので、時計自体がトラベルクロックにできるくらいのコンパクトなものであることが分かるでしょうか。実際に、正面から見たサイズは 7.5cm 四方しかありません。

時刻設定とアラーム設定は、側面のレバーと+-ボタンを使って行います。説明書不要なシンプルで分かりやすいデザイン。

アラームのオンオフは上面の大きなボタンで。アラームセットされているときは正面から鮮やかな緑色が見えるという。こういう、機能を言語に頼らずに分かりやすく表現するデザインって素晴らしいと思います。

なおアラームはオーソドックスな電子音一種類のみ。「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ→ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ→ピピピッ、ピピピッ…」と段階的に音が長くなるタイプです。

アラームをスヌーズする際にはグレーの「snooze/light」ボタンを押すと 5 分のスヌーズになります。同事に液晶面が青白いバックライトで 10 秒間発光し、暗闇でも表示がよく見えます。
アラームを止める際には「alarm on/off」側を押し込む必要がありますが、寝起きの悪い私としてはスヌーズ機能を多用することになるので、間違えて起きなきゃならないのにスヌーズのつもりでアラームを切ってしまうことだけは避けなくては(汗

時刻は 24 時間表示だけでなく、AM/PM 表示に設定することも可能。私は 24 時間表示で使いますが。

量販店に目覚まし時計を物色しに行っても、ゴチャッと多機能なものか、変に安っぽいものか、子ども向けのキャラクターものか…みたいな選択肢ばかりで気に入ったものがない、と感じていたんですが、これは気に入った。どうせ時刻確認と目覚ましにしか使わないんだから、これくらい割り切ったシンプルなデザインがいいんですよ。
これは壊れたからといって直して使えるような代物ではありませんが、定番として長く売られているものでもあるし、同じのに買い換える感じで末永く使いたいと思います。

BRAUN / デジタルクロック BNC009

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