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シュレッダーを買い換え

今まで使っていた amadana のシュレッダーが壊れてしまったので、新しいシュレッダーに買い換えました。

コクヨ / デスクサイドマルチシュレッダー Silent-Duo KPS-MX100W (ノーブルホワイト)

KPS-MX100W

年末年始に今までのシュレッダー使って古い書類を廃棄していたら、突然シュレッダーがガタガタ言って書類を吸い込まなくなりました。ギヤが空回りしているような症状だったので、おそらくギヤの山が舐めたか何かで動力が伝わらなくなってしまったのでしょう。まあかれこれ 7 年使ったので、そろそろ潮時かな、と思って新しいものに買い換え。

機種選定のポイントは、「電動」「クロスカット」「動作音が静か」「事務機然としたデザインでない」といったあたり。amadana は既にシュレッダーからは撤退しているので、いろいろと比較した結果コクヨにしてみました。コクヨの事務用品は地味ながら全体的にスッキリしたデザインのものが多く、私好み。

KPS-MX100W

本体サイズは 180mm×355mm×355mm ということで、今まで使っていたシュレッダーに近いサイズ感ながら、少しだけスリムになりました。A4 のプリンタ用紙がそのまま(縦方向に)投入できる電動シュレッダーとしてはかなりコンパクト。

シュレッダーなので機能的にはさほど特筆すべきところもありません。スイッチは裁断/停止/逆転のレバー程度。投入口にはもちろんセンサがついていて、紙が投入されたことを検知したときだけ動作するようになっています。


KPS-MX100W

このシュレッダー唯一の付加機能と言えるのが、この光学メディア/カード裁断機能。紙だけでなく、CD/DVD/BD やクレジットカードも裁断できます。

が、

KPS-MX100W

今手元に不要なクレジットカードがなくて試せないのでこれはパッケージ上の表記ですが、光学メディアとカード裁断はこんな感じになるらしく、これではクレジットカードの廃棄には不安が残ります。刃が IC チップの位置を通るようになっているので、IC チップを破壊するつもりでこのシュレッダーにかけて、あとはカード番号/名義/有効期限を読み取れないようにハサミで切った上で、複数回に分けてゴミ出しする…くらいのことをしてようやく万全、と言えそうです。

KPS-MX100W

ダストボックスは引き出し式。光学メディア/カードのくずはちゃんと仕分けられるようになっているので、プラスチックゴミが不燃物扱いの地域でも分別しやすくなっています(私が住んでいる地域ではプラスチックゴミも可燃扱いですが)。
今まで使っていた amadana は、プラスチック製のダストボックスの上にモーターや刃を含む本体部分が載っかっている形状で、裁断くずを捨てるときにはいちいち重たい本体を持ち上げてやる必要があったので(ついでにその際に刃についた切りくずや塵が散乱しがちだった)、やっぱりデザイン重視よりもちゃんと事務機の使い方を解っているメーカーに一日の長がありますね。Deff の件といい、最近デザイン重視の新興メーカーとはちょっと距離を置こうかな、というモードになりつつあります。

KPS-MX100W

このシュレッダーはクロスカット対応で、裁断すると 4mm×40mm の短冊状にカットされます。クレジットカードの利用明細なんかだと文字が読めてしまうサイズですが、文字列の並びに対して垂直に投入してやれば、ほぼ内容の判読は不可能なレベルになるかと。
動作音も今まで使っていたものに比べればよく抑制された音で、書斎やリビングで深夜に使っても周囲の迷惑にはならないと感じました。

パーソナル用のシュレッダーとしてはとてもよくまとまった製品じゃないでしょうか。ちなみにほぼ同サイズでカード/光学メディア裁断機能がない代わりにオートリバース機能つきのモデルもあるようです。紙用のカッターは同じものが搭載されているようですし、カード裁断機能はちょっと微妙なので、紙しか裁断しないならこっちの方がいいかもしれません。

コクヨ / デスクサイドマルチシュレッダー Silent-Duo KPS-MX100W (ノーブルホワイト)

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