春になるとカバン欲しくなるよねー、って毎年言っていますが(ぉ)、今年はバックパックを買いました。
HAGLÖFS / CORKER RUGGED MEDIUM (True Black)
主に休日用に。最近は肩掛けバッグだとミラーレスカメラ程度でもけっこう肩凝りに響くようになってしまい(まあミラーレスも年々レンズが重くなってきているし)、本格的にバックパックに移行しつつあります。
去年買ったターン 25 フォトもとても気に入っているんですが、休日の外出程度には 25L はちょっと大容量すぎて、いつもの公園に写真散歩に行くだけでも家族から「どこの山に登りに行くつもり」と言われるなど(ぉ)オーバースペック感満載。なのでもうちょっと小容量な、カメラを使わない日のタウンユースにも使えそうなバックパックが欲しいと思っていました。
とはいえなんだかんだでアウトドアブランドを選んでしまうわけです。CORKER はこの一見変わっているけどシンプル極まりないデザインが私のツボに入って、ほぼ一目惚れ状態で欲しいと思わされました。
機能的な理由もあるんですが、それは後述。
カラーは True Black。コットンキャンバス素材の「RUGGED」シリーズは他のカラーがあまりにもアウトドアチックすぎるので、最も飽きが来なくて合わせやすい黒系にしました。
CORKER のいいところ、その一。型崩れしにくい構造に加えてしっかりした「底」があるので、地面に置いてもちゃんと自立します。
ちょっとしたときにも下ろしやすい、というのは使い勝手的に重要なポイント。
背面にはバンジーコードが配されていて、脱いだ上着とかちょっとしたものを引っかけて持ち歩くことができますが、まあ実用面というよりはデザイン上のワンポイント、という意味合いの方が強いでしょう。
そして CORKER 最大のポイントにして私がこれを選んだ理由が、サイドオープン構造。荷物を上からではなく側面から取り出せるようになっています。
これ、バックパックを担いだまま片方の肩だけ外して脇に抱え込むようにして荷物の出し入れができる、というわけです。こういう構造でバックパックを下ろさずにレンズ交換ができるカメラバックパックもあるくらいなので、カメラバッグ的な使い方に最適。これ自体はカメラ用のバックパックではありませんが、別途インナーケースを用意してやれば、カメラ用としてもかなり使いやすいはずです。
なお背中側にあるメッシュポケットには 11~12inch クラスのノート PC であれば入るので、ソフトケースを使えばモバイル PC やタブレットを入れるのにも良さそうです。13inch クラスはちょっと厳しく、VAIO Duo 13 だとギリギリ入らないくらいでした。
反対側のフラップからはメイン気室にはアクセスできませんが、こまかいメッシュポケットがたくさんついていて、小物の整理に便利。文房具やパスケース、あるいはデジタルカメラのバッテリやメモリカードを分類して入れておくと良さそうです。
ファスナーは信頼の YKK 製。止水タイプではありませんが、裏使いファスナーの採用がこのスッキリしたデザインを成り立たせていると言えます。
トップ面にもポケットがあります。容積こそそこそこあるものの、開口が小さいのでここに入れられるものは限られます。逆に言えば後ろから手を突っ込まれにくいポケットなので、財布などの貴重品を入れておくのにいい場所かも。
チェストストラップやウェストストラップなど、アウトドア用バックパックとして必要なパーツをひととおり装備。ウェストストラップは取り外し可能なので、タウンユース向けには外してしまっても良いでしょう。
背面のフィット感が高い代わりに、あまりベンチレーションを考えられていない構造なので、夏場は背中がちょっと蒸れそうではあります。
あと、ショルダーストラップの素材がちょっと固めで、かつ左右の付け根の間隔が狭いので、安定するようショルダーストラップをきつめにして背負うと首が苦しくなります。これはショルダーストラップを長めにして、ストリートっぽいスタイルで背負うのが背負セオリーかも。
通常ラインの CORKER ではなくあえて CORKER RUGGED シリーズにしたのは、コットンキャンバスの素材感が気に入ったこともありますが、このロゴが刺繍になっているのが決め手でした。ノーマル CORKER はナイロン地にプリントでロゴが入っていて、使い込んでいくと剥がれそうな気がしたんですよね。やっぱり刺繍の方が丈夫だし、使い込んだときにも味がでそうです。
スギ花粉のピークもようやく過ぎてきて、これからは外出が気持ちいい季節になってくるので、これでカメラを持ってあちこち出かけたいところです。
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