夏休みが一週間あまりあったので、がんばって OCTOPATH TRAVELER の攻略を進めていました。現時点で 8 人分のメインストーリー第 3 章までを一通りクリアしたところです。
OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)
(おそらく)全 4 章中の 3 章まで進むと、物語的にも起承転結の「転」にあたるわけで、シナリオの核心に触れるエピソードが出てきます。全般的に「信じていたものに裏切られる」的な展開が多いのが本作のややダークな作風を象徴しています。でも、それ故に各キャラクターの台詞に重みが感じられ、メインキャラクターたちの、翻ってプレイヤー自身の人生観にも触れるようなストーリーになっていると言えます。
第 2 章のボスは盾役のザコモンスターを引き連れて登場していたのが、3 章では一転して単独で登場するボスが増えます。代わりに、戦闘中に弱点属性を変化(バリアチェンジ)させるようになり、これはこれで攻略のし甲斐がある。また単体でも強力な全体攻撃や連続攻撃を繰り出してくるため、ザコつきよりも苦戦することが増えます。
また、同じ敵が相手でもバトルジョブやサポートアビリティの選択次第で難易度が全く違ってくるのも面白い。ダンジョンやボス戦の直前にセーブポイントが設置されているのは試行錯誤しやすくてありがたいですね。
あるシナリオではボスキャラとして遂にドラゴンが登場。王道ファンタジー RPG としては、ドラゴンが出てくると当然盛り上がるわけです。
どのボスも自分なりの攻略パターンさえ見つけてしまえば(よほどジョブ選択との相性が悪くない限り)勝てない相手ではないのですが、そこまでの試行錯誤が大変で攻略のし甲斐があります。
どのシナリオも基本的には町で情報収集→ダンジョン攻略→ボス戦という流れでワンパターンなのが少し辟易とするところですが、オルベリク編だけは第 3 章も少し毛色が異なり「モンスターが町に攻めてくる」話。まあ最終的にはモンスターの本拠地を叩きにダンジョンを攻略する羽目にはなるものの、こうやって目先を変えてくれるシナリオに出会えるとワクワクします。
キャラクターの育成もある程度進み、各キャラ最低ひとつは各ジョブの奥義(強力な攻撃や強化スキル)を使えるようになってきました。このゲームの爽快感は「とにかく敵をブレイクして大ダメージを叩き込むこと」に尽きるわけで、BP 溜めとバフとブレイクのタイミングを合わせて奥義を決められたときの気持ち良さが半端ない。グラフィックもそれに合わせたエフェクトで応えてくれるのがさらに気分を盛り上げてくれます。
ストーリー的にはどのキャラクターもどんどん重たくなっていく中、王道の騎士道物語を見せてくれるオルベリクとコミカルでポジティブなトレサ編が清涼剤代わりになってくれています。これもし全員が誰かに裏切られる話ばかりだったとしたらプレイしていてもちょっと辛かっただろうなあ。第 3 章まで来ても各キャラのシナリオが一切絡み合ってきていませんが、これくらい幅のあるシナリオで良かったのかもしれません。
8 月中に全員分クリアまでは行けないでしょうが、少しでも時間を見つけて進めていきたいと思います。
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