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OCTOPATH TRAVELER 裏ボス撃破

発売から三ヶ月半。オクトラの裏ボスをようやく撃破しました。

OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)

OCTOPATH TRAVELER

8 人分のメインストーリー 4 章をクリア後に展開されるサブストーリーを進めていくと、ワールドマップに「ホルンブルグ合戦場跡」が出現します。この場所こそオルベリクの故郷ホルンブルグが滅亡した場所であり、このゲームの裏の最終目的地。通常フィールド上から直接移動することはできず、ワールドマップからのファストトラベルでのみ行くことができます。

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激しい戦いがあったことを思わせる合戦場跡を抜けていくと「フィニスの門」にたどり着きます。いくつかのキャラのメインストーリー終盤に出てきたキーワードでもあり、全員の旅のきっかけを作ったものがこの奥に待ち構えています。

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フィニスの門は特にダンジョンではありませんが、8 つの祭壇でそれぞれ中ボスとの戦闘が発生します。メインストーリーに登場したボスキャラがパワーアップして再登場するわけですが、パワーアップしていてもこちらのほうが圧倒的に強くなっているため、初回戦闘時とは違ってほぼ楽勝。まあここで苦戦していてはこの後登場する裏ボスには手も足も出ず全滅することになります。


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中ボスを倒すと、それぞれに「手記」を読むことができます。アーフェンとトレサに旅のきっかけを与えたグラム・クロスフォードが何のために旅を続けていたのか。あるいは各メインストーリーの敵役が何を目的として悪事を働いていたのか。これを読むことで、今までは繋がりが薄いように見えた 8 人の物語が一気にリンクしていきます。
そして 8 つの手記を読み終えたとき、フィニスの門の最奥部で全ての悲劇を引き起こした真の黒幕と対峙することになります。

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サブストーリー扱いではあるもののこれが事実上のラストバトルということで、戦闘は 8 人のキャラクターを 2 パーティに分割しての二連戦になります。中途半端に育てていては勝てないし、全てのキャラを満遍なく育成した上で必要なアビリティも揃えておく必要があるというかなりハードルの高い戦い。私は試行錯誤の結果上の画像のようなパーティ編成にしました。

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裏ボスは復活した邪神「ガルデラ」。かつてフィニスの門の奥に封印されたこれを復活させるために数々の悲劇が引き起こされ、8 人の旅が始まったわけです。

一戦目は様々な亡者が合体したような形態。何となくファイナルファンタジー VI のラストバトルを思い出します。
ガルデラは戦闘中にいくつかのパターンで亡者達を喚び出すため、その亡者達を一掃しなければ本体にダメージが通りません。敵は通常攻撃だけでなく様々な状態異常攻撃も仕掛けてきて、今までのどのボス戦よりも厳しい。相当の苦戦を強いられました。

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二戦目はパーティが入れ替わり、ガルデラの頭部との戦い。
一戦目よりも攻撃が熾烈にも関わらず、シールド値をある程度削っても回復してくるのでこれまた厳しい。シールド値を戻す暇を与えず一気に削りきる必要があるため、BP 回復アビリティやアイテムを惜しまず使ってゴリ押します。今まで貯めに貯めてきた BP 回復のザクロ(特大)・復活のオリーブ(特大)・全回復のジャムを多用し、トレサにはとにかく拡散のルーン+緊急回避を配らせ(これも定期的に無効化される)、シールドを削りきったら奥義と攻撃魔法を叩き込む、の繰り返し。敵側の攻撃も激しかったけど、亡者が復活してくる一戦目よりはまだラクだったかな…。

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苦戦の末なんとかガルデラを撃破!

長い戦いでした。中ボス 8 連戦だけで 1 時間くらいかかる上にガルデラ戦も 50 分近くという長丁場。実は二度全滅して三度目の挑戦でようやく撃破できたので、合計で 5~6 時間はかかったことになります。ラスボス戦でこれだけ大変だったゲームというのも FF3 以来というレベルじゃないでしょうか(;´Д`)。最初は Lv65 で挑戦してみてダメで二度目は Lv70 で全滅、最後は Lv70 のままジョブやアビリティ、戦い方を見直してようやく勝利できました。
ガルデラ撃破時点での合計プレイ時間は 93 時間超でしたが、ガルデラや終盤のボス戦で試行錯誤した時間を合わせると確実に 100 時間は超えているでしょう。

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ガルデラ撃破後にはちょっとしたエピソードはあるものの、これといってエンディング的な演出もなくあっさり終了。こういうところは「あくまでサブストーリー」という位置づけなんですね。ガルデラ戦はいかにも JRPG の王道ラスボス戦という感じでしたが、ストーリーの軸はとにかく「8 人の主人公たちそれぞれの旅と人生の物語」ということなのでしょう。まあ 4 章クリア後のボリュームや 8 人のストーリーが繋がっていくカタルシスを考えると、制作側としては 4 章はあくまで通過点と位置づけていたのでしょうが。

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これにてサブストーリーも一通りクリア完了。あとは個別のキャラ育成や未開封の宝箱も残っていますが、ガルデラ戦は長かっただけに「やり遂げた感」が強く、これ以上続けようというモチベーションはもうありません(笑。

本作は大人向けのダークなストーリーでありながら比較的「先が読めてしまう」ようなところがあり、脚本に深味があるかと言われればそうとも言い切れません。が、所々に心に響くメッセージ性があったり、とにかくベタだけど昔から JRPG をプレイしてきた世代としては胸が熱くなる演出があったり、こういう RPG が遊びたかったんだよ!という感覚が強い。伝統的なドット絵をうまく使ったグラフィックはもちろんのこと、音楽もサントラが欲しくなるレベルで素晴らしく、とにかく全体としてクオリティの高いゲームでした。
個人的にはゼルダ BoW に匹敵するレベルで堪能できるゲームだったと思います。久しぶりにこんな手触りのゲームを楽しませてくれた制作陣に感謝するとともに、次回作にも期待しています。

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