スポンサーリンク

ドラゴンクエストI&II [Switch2]

昨日発売されたHD-2D版ドラクエI&IIをプレイし始めました。

ドラゴンクエストI&II

ドラゴンクエストI&II

どのプラットフォームで遊ぶか迷ったけどやっぱりSwitch 2にしました。そういえば先月発売されたFFTリメイクはパッケージ版を買ってもゲームカードレス(ダウンロードコードを印刷した紙が入っていただけ)だったのにドラクエI&IIにはちゃんとゲームカードが入ってました。ということでこれが私にとって初めてのSwitch 2ゲームカード。

ドラクエIとIIの二本が収録されたゲームですが、どちらからプレイするかは自由に選べるんですね。まあ物語の流れ的にI→IIとプレイするのが王道でしょう。ということでドラクエIからプレイ開始。

ドラゴンクエストI

オリジナル(ファミコン版)はラダトーム城の王の間で謁見している状況からのゲームスタートでしたが、今回のリメイクではプロローグが追加されました。ローラ姫の護衛隊(姫は既にさらわれた後)がモンスターに襲われているところにロトの血を引く旅人が助けに入るところから始まり、その流れでラダトーム王に謁見する流れが追加されています。言われてみれば一国の王が非常事態とはいえ名もなき旅人に会う義理はないわけで、必要な補完だと思います。

ドラゴンクエストI

そしてラダトーム城。一年前にドラクエIIIでほぼ同じマップを見たところではありますが、IIIとは違って勇者一人でこの城を歩くととても広く感じる。

ちなみに本作に収録されている楽曲は東京交響楽団による演奏(しかも指揮は故・すぎやまこういち先生)です。ファミコン版の電子音だとただ寂しい印象だったラダトーム城(ローラ姫をさらわれた後だしね)が、オーケストラ音源だと寂しさの中にも荘厳さや優雅さが同居して聞こえるのが素晴らしい。BGMを聴いているだけでなんだか泣けてきます。

ドラゴンクエストI

ラダトームの城下町から望む竜王の城。従来のプラットフォームではフィールドに出たところで「すぐに行けそうだけど海と岩山に阻まれて行けない場所にある最終目的地」という見せ方も秀逸でしたが、こうやって大きさや険しさを際立たせて見せるのもいいですね。しかもラダトーム城とは目と鼻の先の距離から脅威を突きつけられているようにも感じる。

ドラゴンクエストI

というわけで冒険開始。
ドラクエIといえば従来はモンスターと一対一の戦闘というバトルシステムだったのが、本作では一対多に変更されています。こっち仲間いないんだけど!せめてホイミンくらい欲しい(汗

でも今回は既にそこそこ強い冒険者という設定で始まっているから、レベル1でも最初から銅の剣は装備しているし、ストーリー進行に伴いムチやブーメランなどの範囲攻撃武器も手に入るし何とかなります。

ドラゴンクエストI

システム的には後のシリーズで導入された呪文や「特技」もフィードバックされています。でもドラクエIの勇者がデイン系やヒャド系の呪文を使うのはなんか違和感あるなあ(笑
まあ回復呪文がベホイミまで、攻撃呪文がベギラマまでというのはさすがに寂しいから行動のバリエーションが増えたことは歓迎。

ドラゴンクエストI

モンスターもけっこう変わってます。ドラクエIIやIIIのモンスターがIにも登場するようになったのに加え、Iのモンスターも行動パターンが増えている。というか普通のドラキーがメラ撃ってくるとか聞いてないんですけど!中盤に登場するメイジドラキー(メイジは「魔法を使う」という意味)の存在意義ないじゃん…。

ドラゴンクエストI

ストーリーに関してもいろいろ補完されているようです。まあオリジナルのドラクエIのボリュームは今の感覚からすると短いですからね。
ローラ姫がさらわれるシーンの回想など、ローラ姫関連のシナリオがいくつか追加されています。これまでの「物語開始時点にはすでに囚われの身で、ただ助けられるのを待っている」という昔のステレオタイプ的イメージとはちょっと違うキャラクターとして演出されているのが現代的。またさらわれたのも単に一国の姫だからではなく、相応の理由が用意されています。

ドラクエIIIでは土師孝也(バラモス)・大塚明夫(ゾーマ)とラスボス級を大御所声優が務めていたからIの竜王は誰が演じるのか楽しみにしていたのですが、声を聞いて一発で判りました。大塚芳忠!確かにこの感じ、竜王らしさあるっていうか昔からボスキャラ声だよなあこの人(笑
ちなみに私の中での竜王の声のイメージはご存命ならば青野武(初代ピッコロ大魔王)でした。鳥山明キャラだしね。

ドラゴンクエストI

サイドストーリーだけでなく主人公の旅路にもシナリオが足されています。ドラクエIなのにまさかのカンダタ(子孫)が登場。確かにドラクエIIIではカンダタは上の世界からアレフガルドに落ちてきたんでした。だからその子孫がロトの子孫の旅に絡んできてもおかしくはない、と。
これ以外にもいろいろと攻略すべき地点がオリジナル版に比べて増えています。

ドラゴンクエストI

さらにはドラクエIIの妖術師がこちらにボスキャラとして登場。こいつらハーゴンの手下のはずなのにどうしてこんなところに。
でもHD-2D版ドラクエIIIのエンディングに用意されたサプライズから考えると、ファミコン版ではそれぞれ無関係に見えた竜王/ハーゴン/ゾーマが今回のHD-2D版では何らかの形で繋がっているということではないでしょうか。おそらくその全容がIIのラストで開示されてハーゴンとシドーの打倒によって大団円を迎える…というシナリオと予想します。

とにかく旅はまだ始まったばかりです。あのシンプルだったドラクエIがどれくらいのボリュームになっているかまだ判りませんが、全貌が見えていないからこそ楽しい。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました