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HG 01ガンダム(HG 赤いガンダム改)

「01ガンダム…やはり慣熟訓練中のテスト小隊か」

HG 01ガンダム

『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』のU.C.0079パートに登場する「01(ゼロヒト)ガンダム」を製作しました。

HG 赤いガンダムの二体目が手に入ったので色替え+小改造にて作成。バンダイの正規キットとしてはプレミアムバンダイから来年1月に発売されますが、その前に完成させることができて良かった。
劇中での活躍が印象深かったのでプラモ化されたら買うつもりでいました。でもその前に改造の素体が手に入ったし、GQ系ガンプラを部分塗装でディテールアップしたり色替えしたりしているうちにエスカレートして01ガンダムを自作してしまったという。

HG 01ガンダム

01ガンダムはGQ版ガンダムの頭部をGQガンキャノンの頭部に置き換えてツノを生やしたデザインになっています。だから基本的には赤いガンダムと軽キャノンのパーツがあれば01ガンダムを作ること自体は難しくありません。
ガンプラとしての赤いガンダム・白いガンダム・01ガンダムは最初からバリエーションキットとして発売する前提で設計されていたから色替えにあたってもほぼマスキング不要でした。とはいえ赤いガンダムでもやったような部分塗装は今回もやっています。

ちなみに赤ガンのHGにはハイパーバズーカは付属しないため、HGUCガンダムのバズーカを拝借して装備。今度プレバンで発売される01ガンダムにはちゃんとしたのがついてくるようです。

HG 01ガンダム

RX-78-01の制式番号や白黒に赤の差し色が入ったカラーリングは正史(MSV)のプロトタイプガンダムオマージュですね。頭部がツインアイセンサーではなくバイザー型なのはもしかするとTHE ORIGIN(コミック版)のガンダム試作1号機の要素かもしれません。そうすると軽キャノンのようにショルダーキャノン装備型のテストもしてたりしたのかな…と妄想が捗ります。

HG 01ガンダム

GQ世界のガンダム、私はいわゆるガンダム顔よりもこっちのガンキャノン顔の方が好きかも。赤い(白い)ガンダムの顔、意図してそうしたんでしょうがなんか般若の面みたいで怖いんですよね。アレはきっとジオン視点でのガンダムのイメージを具現化したものだと思っています。

劇中でも印象的だった胸元の「G-01」のマーキングはGQドムのときと同様にデカールプリント用紙を使って自作しました。白いガンダム同様の連邦エンブレムも足してあります。

HG 01ガンダム

使わなかったガンダムヘッド、このまま捨てるのももったいないしせっかくだから塗ってコンパチ仕様にしてみました。01ガンダムでは頭部ユニットの新旧比較テストなんかもしてたに違いないし赤いガンダムとの交戦は緊急事態で比較中の旧ヘッドをつけたまま出撃せざるを得ない状況だったのかもしれない、という脳内設定です。ほぼ真っ白だった「白いガンダム」の頭部との差異化のため額の五角形はあえてガンダムらしい赤に。

ちなみにコンパチ仕様といっても赤いガンダムの胴体に軽キャノンの頭部はポン付けできません。頭部パーツについているジョイントがガンダムはオス、軽キャノンはメスで真逆なんですよね。先人の例を見ると軽キャノンの首パーツを切り貼りしてガンダムの胴体に仕込むのが一般的なようですが、手順がけっこう面倒だしそうするとコンパチにできない。ならば両端がボールになっているジョイントパーツを自作すれば良いのでは?と試してみたけどそうすると首回りがスカスカに見えて格好悪い。などと悩んだ結果辿り着いた解決策がこれでした。

HG 01ガンダム

私と全く同じ発想で二種類のヘッドをコンパチにしている先達がいらっしゃいました。

1/144RX-78-01 01ガンダム(ゼロヒトガンダム)|あやぽんさんのガンプラ作品|GUNSTA(ガンスタ)
アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場した、RX-78-01 「01ガンダム(ゼロヒトガンダム)」を、赤いガンダムと軽キャノンとのミキシングビルドで製作しました。「ザク連邦鹵獲機」と

コトブキヤのサポートパーツを切り貼りして首のスカスカを埋めつつ軸をずらす(これで顎が引けるようになる)というアイデア。これは素晴らしい!これによって首下はガンダムそのままで頭だけコンパチにすることができました。

HG 01ガンダム

先ほどマスキングほぼ不要と書きましたが、そうは言っても赤いパーツの大半を白く塗り替えるのはそれなりに大変でした。先日の近衛部隊ギャンよりもよほどこちらの方が苦労しました。
でもただでさえ好きだった機体が全塗装したことでさらに思い入れが増したと言えます。たぶんプレバンのキットを単に組んだだけではここまでの感情は湧かなかったような気がします。

HG 01ガンダム

劇中での01ガンダムの登場シーンはわずか2分。それでもセイラ専用軽キャノンの出演時間よりは長い(笑。
GQuuuuuuXは全体的にちょっと話の密度が高すぎていいキャラやモビルスーツが使い捨て感が強かったので、本当にBDで尺を伸ばすなりサイドストーリー的な映像を作るなりしてほしい。

HG 01ガンダム

弾切れのバズーカをシャアに向かって投げつける01ガンダム。思い切りのいいパイロットだな、手ごわい!(それはランバ・ラルのセリフ)

ジオンのニュータイプ/強化人間と互角の戦いを繰り広げる連邦の名もなきパイロット、という意味ではUCにおけるスタークジェガンと同じポジションに入るのがこの01ガンダムだと思います。それくらい、ガンダム史に残る名勝負の一つと言って良い。ビーム兵器ではなく実体弾と格闘主体で渡り合った点でもスタークジェガンと通じるところがあります。

HG 01ガンダム

赤いガンダムにバイザーを破られてもなお四つのアイセンサーを光らせて斬りかかってくるシーンの再現。ここカッコ良かったですよね。

短い登場シーンにもかかわらず赤いガンダム以上に見せ場を作ったと言える01ガンダム。それを公式キットの発売前に形にできて満足です。

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