井之頭五郎フィギュア、カプセルトイ、万年カレンダーやおてもとペンなど地味に発売され続けている『孤独のグルメ』グッズですが、思いもよらないものまで商品化されてしまったので、うっかり買ってしまいました(ぉ
トミーテック / ザ・バスコレクション バスコレ ミヤコーバス 「孤独のグルメ」号
ラッピングバスのミニチュア!そういうのもあるのか。
そういえば今年の初め頃に、宮城県石巻市で復興支援目的のこどグルラッピングバスが就航したというニュースを見ましたが、それのミニチュアのようですね。
<孤独のグルメ>漫画バス 被災地の食PR | 河北新報オンラインニュース
この夏には「東北出張スペシャル」としてドラマの宮城編が放送されたことも含め、今年のこどグルは宮城づいていますね。
私も先日宮城編の聖地巡礼に行ってきたところですが、残念ながらこの観光バスには遭遇しませんでした。旅程的にはちょうど仙台~石巻間でしたが、一日二往復らしく時間帯を狙って行かないと遭遇はできなさそうですね。
このミニチュアバスはトミーテックの「バスコレ」というシリーズらしいです。N ゲージと同じ 1/150 スケールのミニチュアですが、こんなのまで商品化されているなんて私は今回初めて知りました。しかも調べてみたら私が高校時代に通学に使っていた富山地鉄バスまで当時の仕様のまま(たぶん)リリースされているなんて胸熱!
タカラトミーグループは前述のこどグルカプセルトイだったりバルキリーの完全彩色済みプラモだったり、最近攻めてる印象がありますね。
バスの側面には漫画『孤独のグルメ』の名シーンのコマと石巻名物の写真が散りばめられています。ラッピングの表現は基本的に塗装+タンポ印刷のようですが、グラデーションの表現なんかはインクジェットプリントも組み合わせられているように見えます。サイズがサイズだけに吹き出しの中の文字は可読性ギリギリといったところで、マクロレンズで接写すると粗く見えますが、1/150 というスケールを考えれば精巧に再現されていると言って良いでしょう。
側面のラッピングだけでなく、ブルーの着色ガラスまでちゃんと再現されているとか、なかなか芸が細かい。
ブレーキランプの塗装が微妙にはみ出しているのがちょっと惜しいけど、行先表示までちゃんと読めよう描き込まれているのがすごい。
ちょっと調べてみたら、通常の路線バスのミニチュア向けに各系統の行先表示のカスタム用データを配布しているサイトなんかもあったりして衝撃を受けました(;´Д`)。N ゲージの沼の深さはなんとなく知っているつもりですが、バス方面にも深い沼があるんですね…。
宮城編の聖地巡礼にはレンタカーを利用しましたが、この観光バスで石巻まで行く、というのもそれはそれで楽しかったかもしれません。
ラッピングバスシリーズは他にもガルパンやルパン(駄洒落じゃないよ)、手塚治虫などのスペシャル観光バスがミニチュア化されているようです。ガルパンはなんとなく分かる気がするけど、まさかこんな地味なこどグルバージョンまで発売されるとか、トミーテック頭おかしいとしか言いようがない(誉め言葉)。まあそれをまんまと買わされてしまう私もどうかと思いますが(ぉ。
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