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ガンダムフロント東京『機動戦士ガンダム VR 作戦』

お台場「ガンダムフロント東京」で始まったガンダムの VR アトラクションを体験しに行ってきました。

ガンダムフロント東京

ガンダムフロント東京

一年前に一部展示内容と DOME-G 映像の変更があったのを最後に目新しい展示が追加されなくなり、最近はもうすっかり中には入らなくなってしまったガンダムフロント東京。来春の 1/1 ガンダムの展示終了と同時期にこの GFT も営業終了することが決まってしまっていますが、おそらくこの VR アトラクションが最後の新アトラクションという位置づけになるのでしょう。一抹の寂しさをおぼえながら、久しぶりに有料ゾーンに足を踏み入れました。

ガンダムフロント東京

新アトラクションのタイトルは『機動戦士ガンダム VR 作戦』。有料ゾーンへの入場料(当日 ¥1,200)とは別に、このアトラクションの受付で体験料 ¥500 を支払うシステムになっています。
「連邦軍新型モビルスーツを視察せよ!」という、偵察ミッション的なものを VR で体験できそうな打ち出し。


ガンダムフロント東京

アトラクションはこの半球状のモーションチェアに座り、VR ゴーグルを装着して体験します。
まず驚いたのが、VR ゴーグルが au 版 Galaxy S7 edge+Gear VR(新型)だったこと。この手のアトラクションで使われるのは PC ベースの HTC Vive や Oculus Rift であることがほとんどなので、スマホベースでというのはちょっと意外な感じ。

ゴーグルとヘッドホンを装着して再生を開始すると、ゴーグルをつける前に肉眼で見えていた GFT 内部の光景が VR 空間内でもほぼそのまま見えています。が、これはあくまで「どこかのコロニー内にある GFT」という設定の模様。そこから宇宙ポッドで地球に降下し、連邦軍の新モビルスーツを視察する、というミッションになります。現実世界から VR 世界への導入はなかなか見事で、俗に言う「プレゼンスの剥がれ」を抑止するのにある程度成功しているなあ、と感じます。
コロニーから地球へと向かう宇宙空間内は 3DCG での表現。ですが、宇宙空間中で見える物体は星々やコロニーなどほとんどが遠景なので、あまり VR 感はありません。そこから大気圏に突入するわけですが…大気圏突入中は劇中同様に全天周モニタの表示が切られてしまうため、これもあまり VR 感がない。そして成層圏を抜け、映像と音声が復帰すると…そこはお台場上空。おそらくドローンを使った 360° 動画で、お台場ガンダムを上から見下ろす映像が表示されました。

普段お台場ガンダムを見るのは下から見上げるばかりで、上から見下ろす機会はまずないので、そういう意味では確かに貴重な映像ではありますが…「VR 作戦」というからには、もう少しゲーム性があるものを期待していたし、個人的にはそもそも単なる 360° 動画を「VR」と呼ぶことには疑念を持っているので、これで 500 円取るのかー…というのが正直な感想。機材がスマホ VR だった時点でイヤな予感はしていましたが、あまりにも残念です。既に終了してしまったお台場 VR ZONE の『ガンダム VR ダイバ強襲』のほうが VR 体験としては圧倒的に濃く、その後を受けて出てきたコンテンツだけに期待していただけに、ガッカリしました。
正直これを体験するためにわざわざ GFT に行くのはオススメしませんね。閉館前に最後にもう一度観ておきたい、のついでならまあアリかなというレベル。

ガンダムフロント東京

他には特別展示として「ガンダムゲーム 30 周年展」をやっていて、そこに Ζ ガンダムの 1/10 スケールモデルが展示されていたり、

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プレミアムバンダイ限定の全ゴールドメッキ製 PG フェネクスが 2 体(合わせて 8 万円)が展示されていたり、眼福。
フェネクスは好きだけどさすがに PG は買えません(;´Д`)ヾ。

ガンダムフロント東京

あとは改めて「DOME-G」の映像を一通り観たりしてきました。

GFT は来年 4 月上旬で終了予定ですが、外のガンダム立像はともかく、こちらは最後に何か新しい展示でも始まらない限りこれが最後になるだろうなあ…。
今までどうもありがとうございました。

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