今の仕事は海外出張を含め英語を使う機会が多いんですが、私は読み書きとリスニングはまあできるけどスピーキングが苦手。なので最近は英会話学校に通っていたりします。四十代になって習いごとを始めるとは思っていなかった(;´Д`)。
さておき、講師の中で映画やドラマが好きという先生が「ビジネス的な言い回しもよく出てくるから」と勧めてくれた海外ドラマを観始めてみました。
私は『24』も『ER』も『ゲーム・オブ・スローンズ』もちゃんと観たことがないくらい海外ドラマに縁がなかったんですが(でも昔のホームコメディは好き)、それでもこのタイトルくらいは聞いたことがありました。2011 年から 9 シーズンも続いているシリーズらしいですね。
型破りで傲慢な凄腕弁護士・ハーヴィーと、ひょんなことから彼の部下として働くことになった元フリーター(だけど記憶力は天才的)・マイクがバディを組んで様々な訴訟に取り組んでいく、というストーリー。まだシーズン 1 の三話目まで観ただけですが、最初はマイクがハーヴィーの事務所に採用されるくだりが荒唐無稽すぎてなんじゃこりゃ?と思ったものの、実際の訴訟を扱っていく二話目以降はなかなかに面白い。弁護士見習いのマイクがハーヴィーに放置され手探りでの証拠集めに苦労する中、いいところで登場したハーヴィーが一発逆転の策を授ける、という展開が基本のようです。基本的に一話完結で話のペースが速く、途中にコメディシーンもちょいちょい挟んでくるから飽きない。海外ドラマらしい濃い作りです。
弁護士ものというと殺人事件を扱った法廷劇のイメージが強いですが、この作品は企業系の訴訟案件がメインで、かつ法廷外の駆け引きが多い。ビジネスに関連する言い回しが多用されるし、出演者の英語も聴き取りやすい。これは確かにビジネス英語のトレーニングにうってつけのドラマかもしれません。謎解き的な要素はほぼありませんが、スピード感ある展開と最後で大逆転するケレン味に引き込まれるので、むしろ英語そっちのけで楽しんでしまっている自分がいます(笑。Prime Video ではシーズン 6 まで見放題対象になっているので、ちょっとずつ観ていこうと思います。
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