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BAR THE GINTONICX #6

CP+ で横浜に行ったついでに、久しぶりにこの店で飲んできました。

BAR THE GINTONICX

前回来たのは去年の 4 月だから、またしても随分ご無沙汰してしまいました。もう少し横浜に出やすいところで働いていれば、もっと頻繁に来るんだけどなあ…。

バーだけに早めの時間はお客さんが少ないようで、この日も最初は私一人の貸し切り状態。久々に再会したマスターとの会話が弾みます。

まあ、最初の一杯は定番昆布ジントニックから。
普通の店ならまず確実に変わり種メニュー扱いになるこのドリンクも、ここでは超王道メニュー。日本人ならばしっくり来る味です。ジントニックのくせに、しみじみ美味い。

週ごとの仕入れによって変わるメニュー、このときはこんな感じ。

ストリベリー、ぽんかん、みかんと冬の旬が踊っています。逆に生ビールは寒くて頼むお客さんがおらず、美味しさが維持できないという理由で今の時期は出していないとか。
あー、まだまだ寒いからホットカクテルも悪くないなあ。


最近の私の悩み、ジャパニーズウィスキーの原酒不足で自宅ハイボール用にオススメの銘柄について相談してみたところ、ジェムソン スタンダードが超オススメとのことでハイボールを一杯作ってもらいました。
確かにこれは、変なクセがなくていくらでも飲めそうなバランスの良い味。そうそう、自宅で日々飲むお酒ならこういうのがいいんですよ。これは今度買ってこよう。

お次はちょっと変わり種、ハクサイのジントニック。本当に白菜が入ってる(笑
想像だにしなかった組み合わせだけど、いざ飲んでみると白菜の甘味がほんのり立ってきて、これはアリ。

昆布といい白菜といい、日本の鍋の材料…それも特に旨味を司る食材って案外ジントニックとの相性がいいんじゃないでしょうか。あるいは鍋料理と一緒にジントニック、というのも合うのかもしれません。

つまみはママカリとスモークチーズ。例によって和の珍味とチーズを合わせるのがマスターらしい。
ママカリってコノシロの親戚みたいなニシン科の小魚ですが、そう考えるとアンチョビスモークチーズがあるんだからママカリとスモークチーズも合わないはずがない。和洋の組み合わせ同士、ハクサイジントニックが進んでしまう味。

ピンクペッパージントニック。水面にピンクペッパーの実がプカプカ浮いているのがかわいい。
味は爽やかな中に刺激的な香りを秘めたピンクペッパーの風味が効いていて、昆布や白菜とはまた違った方向性。口の中がいったんリセットされる感覚があります。

山椒ジントニック。これもこの店では定番の一つですが、山椒のツンとくる香りがクセになります。
四川料理の山椒は舌にビリビリくる痺れの印象が強いけど、こうやって程々に使うといいアクセントになるんですよね。でも、なんかちょっと鰻が食べたくなる味(笑

フードメニューは黒板に。最近のマスターはインド風料理に凝っているとのことですが、何故インド風サッポロ一番(笑。でもこれなにげに最近の人気メニューらしい。
じゃあちょっと〆代わりに一品お願いしますということで、

ラムとひよこ豆のカレーライス!
一見、日本の家庭のカレーっぽいけど、スパイスの効き具合が確かにインドカレー。ラム肉の香りとひよこ豆の食感がさらにインド気分を高めます。添えられている茄子のサブジ(インド風煮込み)も確かにインドレストランで食べたことある味。和洋折衷からいきなりインドに飛んできてしまったけど、これ美味い。

最後はポンカンのマティーニで。濃厚なポンカンの甘味がまったりとした気分に浸らせてくれます。

今回も美味しかったし、それ以上に楽しかった。バーだからといって格好つけていなくてもいい気楽さがこの店にはあります。
また、今回はこの blog に移る以前の私のサイトから読んでいただいていて、この店にもときどきいらしているという方にお会いできたのも嬉しかったです。こうやって自分の好きな店やモノ・コトを気に入ってもらえる、というのは本当に嬉しいことですね。それに自分はそんなに頻繁に来れるわけでもないので、私が来れないときにこの店に通って経営を維持してくれる仲間が増えてくれるのも嬉しい(笑

一期一会の人、意気投合してその後も仲良くなる人、自分が連れて来た人、自分の記事を読んで来てくれる人。いろんな出会いがこの店にはあって、それもまたこの店に来る楽しみ。
今度は単身赴任中の某氏が横浜に帰ってきているときにでも、この店で会えるといいなあ。

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