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腕時計のバンド長を自分で調整する

先日購入した EDIFICE ですが、通販で購入したのでバンド長が調整されていませんでした。かといって購入してもいない販売店に持ち込んで調整してもらうのも気が引けるし、いい機会だから自分でやってみようと思って工具を入手しました。

Antarc / 腕時計バンド調整 時計ベルト交換 工具 11 点 セット

Amazon ではこんなものまで当たり前のように売られているんですね…。
調べてみたところ百均でも 300 円くらいで売っている店舗があるようですが、生活圏にある大きめの店舗をいくつか回ってみても見当たらなかったため結局 Amazon で購入。

中華製の白箱に入ってくると思ったら意外にもそこそこちゃんとした化粧箱に入ってきて驚きました。

驚いたことに、日本語のマニュアルまで付属。これなら初めてでも何とかなりそうです。
でも同梱されている工具には特に説明のないもの(赤いやつ)もあって、金属ベルトならこれを使ってコマを外すこともできるようです。

私が買った EDIFICE はピン式の金属ベルトのため、工具セットに含まれているベルト固定器を使用します。
太さの異なる溝が複数切られていて、ベルトの厚みに合った溝にセット。外したいピンの位置を底面の穴に合わせます。


ベルト裏面の矢印の方向に合わせてピン抜き棒を当て、ハンマーでトントンと叩いてやるとピンが抜けます。
あまり力を入れて叩くとピン抜き棒が曲がってしまう恐れがあるため、軽めに叩くだけでも十分です。

ピンが抜けました。時計によって使われているピンの種類は異なるようですが、私が買った EDIFICE では割ピンが採用されていました。

私の手首(外周 18cm)では合計 4 コマくらい抜くとだいたいちょうど良い長さになりました。

それでもまだ少しだけブカブカする感覚があったので、バックル部分についている微調整穴を一つ分だけ詰めたところ、特に腕時計がズレたり回ったりしなくなりました。

この手の工具はちゃんとしたものを買うと数千円してしまうところ、ほんの千円ちょっとで購入できて得した気分です。お店で調整してもらっても千円くらいかかりますからね。
よく見るとピンの軸が微かにズレていたりして品質はそこそこだと思いますが、そんなに頻繁に使うわけでもないし十分でしょう。自分でこういう精密機械をいじるのって楽しいし、なんかもうちょっといじりたくなってきました(笑。

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