先日庭の芝生の張り替えを行いましたが、既存の芝生に対してもさらにサッチの除去を行って夏場の生育を改善してやることにしました。
こちら↑が現在の芝生の様子。もうだいぶ暖かいのに茶色く枯れている部分が多い。まだ冬枯れから復活しきっていないのもあるでしょうが、おそらくサッチ(刈りクズや枯れた芝が堆積したもの)も相当含まれているものと思われます。
以前レーキを使ったサッチ除去を行った(あれ以降も芝刈りのたびに行っている)のですが、芝の隙間に埋もれてしまっているものも多くて全て取り除くのは不可能。
ここは大人ならば科学の力を使うのが正しいはず。というわけで、サッチ分解剤を買ってきました。
本剤は「バチルス菌」という納豆菌の一種と有機肥料を配合したサッチ分解剤です。サッチを菌によって生分解することで物理的に取り切れないサッチを減らす薬剤。サッチって芝生の常在菌ではあまり分解されないらしいので、分解力のある菌を追加してやろうということです。納豆菌の一種であれば芝生への悪影響も少ないはず。
袋の中には有機肥料とバチルス菌をフリーズドライしたかのような大きめの顆粒が入っていました。これは撒いた結果が目視しやすくて良い。
これを芝生に万遍なく散布した後に、芝全体に水を撒いていきます。おそらくこの水によって肥料と菌を「もどす」ことで活性化させるということでしょう。
細菌による分解なので短期間で効果が出るようなものではなく、おそらく数ヶ月をかけて徐々にサッチを減らしていってくれるはず。その間に何度か芝刈りとそのついでのサッチ除去を行う予定なので、相乗効果でキレイな芝生になってくれることを狙います。一回散布してもサッチ分解剤はまだ半分くらい残っているから夏頃にもう一度撒くつもり。
先日張り替えた芝生も含め結果が出るのには時間がかかりますが、日々見守っていこうと思います。
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