スポンサーリンク

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 [Blu-ray]

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 4K ULTRA HD&エクステンデッド版ブルーレイセット [Blu-ray]

ゴールデンウィークを前にしてファンタビ第二話の BD が発売されたのでさっそく購入しました。
前作の BD は 4K+3D+2D/2K の三枚組だったのに(その 3D 版ディスクに不具合があったのも記憶に新しいところ)、今回は 4K UHD と 3D BD は別パッケージになっている(かつ 2D/2K ディスクはどちらにも付属)というのが、3D Blu-ray に対するニーズが着実に減っていることを感じさせます。私は今回も将来の 4K 環境の導入を想定して 4K UHD 版を購入。早く 4K で観たい…。

劇場公開時には展開早め、情報量多めの本編に引っ張られるように見入ってしまったわけですが、改めて観るとやっぱり一作目とのギャップが激しい。前作はニュート・スキャマンダーと魔法生物が主役のファンタジーという感じだったのに、今回はもう完全に悪役グリンデルバルトと若き日のダンブルドアに主役を取られ、ニュートも魔法生物も存在感が薄い薄い。前作のメインキャラだった四人の描写も意志があるというよりはどこか物語の都合で動かされているような印象で、二話目にして全く別の作品が始まったかのようでさえあります。それだけグリンデルバルト(ジョニー・デップ)とダンブルドア(ジュード・ロウ)の存在感が大きいということでもあるんでしょうが。
作風ももはや完全にダークファンタジー。『ハリー・ポッター』シリーズ本編も四話(炎のゴブレット)あたりまでは徐々にシリアスになりながらも魔法やクリーチャー、クィディッチなどの要素でワクワクもさせてくれたものでしたが、『ファンタスティック・ビースト』シリーズは二話目にしてここまで重い話にしてくるとは。まあ最終的に『ハリポタ』に繋がっていく話だから重くならざるを得ないし、登場人物の年齢層もハリポタより高めだからそうなるよね…という気はしますが、魔法生物につられて前作を見始めた若年層はちょっと引いちゃうのでは…とウチの次女のリアクションを見て思いました(´д`)。

一作目と続けて観るといろいろツッコミどころは感じますが、それ以上に映像のパワーと勢いを感じる作品ではあります。そして終盤にホグワーツの映像とあの象徴的なメロディが聞こえてきたときの高揚感…『スター・ウォーズ』新三部作と同じく結末が分かっている物語とはいえ、それがどんな形であの始まりに繋がっていくのか。改めて早く続きが観たくなりました。

コメント

スポンサーリンク