Nintendo Labo VR Kit ちょびっと版、VR ゴーグル本体の次はバズーカ Toy-Con を組み立てていきます。
任天堂 / Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit ちょびっと版
VR ゴーグルが標準組み立て時間 30〜60 分だったのに対してバズーカは 120〜180 分となっており、かなりの大作であることが分かります。まあ私は工作は好きなクチだし Toy-Con 01 の経験もあったので、説明動画を早回ししながら一時間ほどで組み立てましたが急いで作るとまあ疲れますね。
説明動画を見ているだけで楽しい。やっぱりこの組み立て工程が Nintendo Labo シリーズの最大の楽しみポイントだと思います。
特にこのバズーカは従来の Toy-Con の中でも特にサイズが大きいほうなので、どの部分が壊れやすくてそれをどう構造で補強しているのかを理解しながら組み立てると大人でも勉強になります。と同時にダンボールの組み合わせだけで商品カートンを作っている電気製品の梱包設計者ってすごいんだなという尊敬の念が自然と湧いてきます(ぉ。
そんなこんなでバズーカ Toy-Con が完成。見た目的にはどことなくリック・ディアスのクレイバズーカみを感じます。
かなり大きいので、どこに置いておこうかちょっと悩むレベル。家族からクレームが出たら速攻で分解する所存です(泣
バズーカの銃口には Joy-Con (R) を装着。内臓ジャイロだけでなく、赤外線センサを使って後述する弾のリロード動作の検出にも使われているようです。
ゲーム内での弾丸は、フロントグリップを兼ねたフォアエンドを引いてやることでリロードされます。ポンプアクション式ってバズーカというよりショットガンだと思いますが(笑)、輪ゴムをうまく使ってちょうどいい重さがあったり、リロードする瞬間に物理的にカチッとはまる感触があったりするという作りがうまい。一発ごとにリロードしなくてはならないのでゲーム中は左手が忙しいことになりますが、つい熱中してしまう気持ち良さがあります。
VR ゴーグルはバズーカの背面にそのまま差し込みます。トリガーが「人差し指で引く」のではなく「親指で押す」アクションなのがちょっと残念だけど、まあ楽しい。
付属のゲームはバズーカを使ってエイリアンを倒す系のものが数本収録されています。基本的に FPS(一人称視点)系のシューティングなので、VR ゴーグル向けの単なる 3D 立体視とは違って没入感があり、けっこう楽しい。
3DoF の VR だから空間内を歩き回ることはできず強制スクロールにはなりますが、難易度も難しすぎず簡単すぎずという絶妙なレベル感でつい熱くなってしまいます。私はこういう VR の狙撃系シューティングが好きで、SteamVR(The Lab)の Longbow なんかもシンプルなのについつい繰り返しプレイしてしまったので、このゲームもけっこうハマりました。
ただしハードウェア的に Joy-Con の内蔵ジャイロだけを頼りに角度検出しているせいか、プレイしているうちにちょっとずつ正面がずれていって、三回くらい遊ぶといつの間にか真後ろを向いている…みたいなことがあるのがちょっと困りもの。
ぶっちゃけ付属ゲームにはあまり期待していなかったので、望外に面白くて少し得した気分になりました。
個人的には本命は GW 直前にリリースされるゼルダの VR モードですが、事前情報を見る限りでは三人称視点っぽいのがちょっと気になるところ。どの程度没入できるものなのでしょうか。
コメント