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ファイナルファンタジー VII インターナショナル [PS1]

先日リメイク版の最新情報がようやく公開されたファイナルファンタジー VII ですが、私は最近 4,480 円に値下げされた PlayStation Classiciconで年末からプレイしていたのをようやくクリアしました。

FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL

ここしばらく自宅でゆっくりゲームする時間がなかなか取れず、ちょっと進めては数週間放置という状態が続いていましたが、ゴールデンウィークにちょっと集中して進めてようやくエンディングまで辿り着きました。インターナショナル版の追加モンスター(エメラルドウェポンとルビーウェポン)をまだ倒してないけど、まあいいや(´д`)。

FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL

当時は鳴り物入りで投入された全編 CG のイベントシーンも FF シリーズとしては初の 3DCG ベースのゲーム本編も、当時は画期的だったものの二十年以上経った今見るとさすがに厳しいクオリティ。ファミコン世代の懐古趣味かもしれませんが、これならまだ想像で補完する余地のあるドット絵ベースのほうが時代が過ぎても楽しめるのではないかとは思います。
画面解像度が低く、コントローラにもアナログスティックがない時代だったこともあって操作性は悪いし CG が動くテンポも良くないし、何より「ミニゲームを入れることが目的で追加されたと思われるイベント」が多数あるのが気になったり、今にして思えばいろいろとツッコミどころが多い。でも当時は斬新だったし、解釈の余白があるストーリーのせいで考察のし甲斐はありました。実は私が面識のない人ともネット上でコミュニケーションを取るようになったのは、この FF7 の攻略サイトの掲示板が始まりでした。今となってはどこのサイトだったかも憶えてないし、さすがにもう残ってもいないでしょうが…。


FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL

当時は『エヴァ』との類似性がよく指摘されたストーリーも、大人になってからいろんな昔の映画を知った後でプレイしてみるととにかくいろんな映画からの引用やインスパイアに基づいて作られていることがよく分かります。FF の伝統としてジブリ作品を意識する要素が多々あるのは当然として、世界観は『ブレードランナー』や『AKIRA』からの影響を感じるし、ラストシーンはほぼ『逆シャア』と言って良いし。こうやって開発陣が映画が好きすぎる要素が作品から見えてくると、そりゃあ後年フル CG 映画の制作に乗り出して会社を傾かせる結果にもなるよなあ…と改めて思います(´д`)。

FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL

私が前回 FF7 をプレイしたのはダウンロード版を PSP で遊んだときだからちょうど十年ぶり(!)。昔初代プレステや Windows 版をプレイしたのから数えると、少なくとも 5~6 回はクリアしているはずです。グラフィックが今見るとショボいせいで一歩引いた気持ちでプレイしていたつもりでしたが、エアリスとの今生の別れになるこのシーンではさすがに泣いた。
ストーリーは厨二っぽいからこの歳で遊ぶにはアレなはずなんだけど、プレイしている間は自分自身も当時の気分に戻ってしまっているのかもしれません。

FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL

ま、なんだかんだ言ってリメイク版が出たら買っちゃうんでしょうけど。

予告映像を見る限りではエアリスやバレットの顔がイメージと違って違和感があるんですが、映像のクオリティが上がって現代的なゲームシステムになるというのであればそれだけでも十分楽しみです。来月に出るという続報を待ちたいと思います。

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