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ファイアーエムブレム 風花雪月

『ファイアーエムブレム』シリーズの最新作を始めています。

ファイアーエムブレム 風花雪月

ファイアーエムブレム 風花雪月

ついこないだまでスーファミ版をプレイしていたせいでグラフィックや演出の差にクラクラ来ます。従来のシリーズが戦争中、あるいは戦争の始まりから描いていたのに対して、本作は士官学校で主人公が士官候補生を教えるというところから始まります。しかも主要ユニットは出身地によって黒鷲・青獅子・金鹿の 3 クラスに分かれている…というあたりが何となく『ハリー・ポッター』シリーズを思わせる。

あまり事前情報を仕入れずに始めた私はどのクラスを担任するか迷いましたが、最も王道っぽい黒鷲の学級(アドラークラッセ)を選択しました。

ファイアーエムブレム 風花雪月

戦闘はいつもの FE ではありますが、本作では「騎士団」という新システムが導入されています。これは各ユニットにさまざまな特性をもつ騎士団を随伴させることで、戦闘時に通常の攻撃や魔法以外の「計略」コマンドを実行して騎士団に行動させることができる、というもの。ユニット本来が持っている特性以外のコマンド(物理攻撃主体のユニットに回復系の騎士団をつけるなど)を実行させることもでき、戦略の幅が広がります。他の RPG でいうところのサポートジョブ的な考え方でしょうか。

ファイアーエムブレム 風花雪月

バトルシーンが全てデフォルメなしのリアルタイム CG ベースになったことで、従来のような「ターン制で一対一で斬り合う」みたいな演出だけだとリアリティが失われるところをうまく補完したシステムだと思います。見た目が派手なだけでなく通常コマンドよりも強い効果を発揮するものが多いのも爽快。


ファイアーエムブレム 風花雪月

世界観や制服に引っ張られているのかもしれませんが、登場するキャラクターは妙に銀英伝っぽい。かと思えば重要そうな位置づけで『化物語』に出てくるようなキャラが出てきたり、かなりいろんな作品や世界観からインスパイアを受けているだろうことが分かります。

ファイアーエムブレム 風花雪月

序盤は士官学校が舞台ということで、ゲームシステム的には学園生活にもフォーカスが当たっています。SLG(SRPG)なはずなのに最近の RPG みたいなおつかいクエストがけっこうあるし、主人公が教鞭を執ることで各キャラクターを成長(パラメータ上昇)させる要素もあるし、極めつけはそれぞれの行為を通じて各キャラクターの好感度を稼ぐ要素も入っています。学園内を走り回っていろんなクエストをこなしたり釣りをしたりしていると、俺は何のゲームをしているんだっけ…?という気にもなってきます(;´Д`)。

それでもシナリオが薄かった『覚醒』『if』あたりに比べると世界観はしっかり作り込まれているのを感じるので、骨太のストーリーが今後展開されていくことを期待。

ファイアーエムブレム 風花雪月

直前までやっていたスーファミ版ではストーリー進行さえバトル UI の中で行われていたので、バトルよりも学園を走り回っている時間の方が長い本作はなんだか別ゲーをやっているような違和感があるのは事実です。もうちょっとバトル中心で育成していく感が欲しかったかなあ。まあキャラゲー寄りになっているのは平行してスマホ向けタイトル(ヒーローズ)を展開している影響もあるのでしょう。私としてはまだハマる感覚まではいけていませんが、夏休みの課題として進めていこうと思います。

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