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VAIO SX12 を見てきた

ソニーストア銀座へ WF-1000XM3 を見に行ったついでに、VAIO SX12 の先行展示も見てきました。

VAIO / VAIO SX12

今のところ買うつもりはない、というより先立つものがありませんが、長年の 10-11inch VAIO ユーザーとしては見ておかないわけにはいきません。

ベースの筐体デザインが S11 と同じだからパッと見ではあまり登場感がありませんが、それでも一回り大きくなったディスプレイは目を引きます。

画面は一回り大きい 12.5inch になったけど、解像度は 1,920×1,080 で据え置き。これだけが本当に惜しい。
それでもベゼルをギリギリまで削って 11inch クラスの筐体に 12.5inch を押し込んだことは歓迎したい。一年後でも良いから WQHD パネル搭載モデル出してくれませんかね…。

なお液晶上側のベゼルの太さは旧態依然としていますが、ここにはワイヤレス系のアンテナを搭載して通信安定性を確保することを優先したとのこと。他社の狭額縁モデルはボディ側にアンテナを搭載していることが多いようですが、やはり物理的に高い位置かつ不要輻射の多い本体から離した場所にアンテナを設置した方が性能は出るわけです。


キーボードはピッチが広くなりました。私は長年 11inch ユーザーでしたが、ここ 3~4 年ほど 13inch を使う機会の方が増えてきて 11inch のキーピッチだと少し物足りなく感じていたので、これは歓迎。

なおこの展示機材は勝色特別仕様モデルということで、パームレストは一見ブラックっぽいですがよく見ると青紫っぽいニュアンスが入っています。

キーボードを筐体幅ギリギリまで攻めた分、側面のコネクタ部に余裕がなくなって厚みが増えるんじゃ…と危惧しましたが、S11 と比べても薄さはほとんど変わりません。
コネクタ周りのパーツの新規開発、部品の重ね方の見直し、コネクタ周辺の筐体の肉を削る(!)など目には見えない部分の努力に VAIO の昔から変わらぬこだわりを感じます。「薄くするためにパーツを新しく起こす」というのは近年の VAIO ではあまりやっていなかったと思うので、そういうところに以前よりはコスト掛けられるようになってきたのかなあ、と想像。

勝色特別仕様モデルの天板。16 年前の 505 EXTREME 以来カーボン目出し天板モデルを愛用し続けてきた私としては、カーボンで勝色、しかもグロス仕上げというだけで涎が出てくるわけです。VAIO ロゴとオーナメントがゴールド系というのはちょっとクドいかなと思っていたんですが、実物は紫系の天板色と相まってとても上品な感じ。これは欲しくなりますね。

出来が良いのが分かっているだけに FHD 止まりの液晶がつくづく惜しい。どちらにしても私は今年はちょっと買えないので、来年くらいには是非解像度の選択肢も持たせてほしいところです。

VAIO / VAIO SX12

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