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MG リゼル 隊長機

ガンプラって定期的に可変機作りたくなるじゃないですか(←)。久しぶりにそんな衝動に駆られたので、既存キットから一つ選んで作ってみました。

MG 1/100 RGZ-95C リゼル 隊長機

近年の U.C.0090 年代シリーズ推しに推されてリゼルです。一般機は発売当初に組んだことがあったんですが、今回は隊長機。メガ・ビーム・ランチャーの存在感が圧倒的で、隊長機というよりは一撃離脱の狙撃機という印象を受けます。

リゼルは可変機好き・量産機好きとしては両方のいいとこ取りをした、かなり好きな機体。でも劇中ではジェガン以上のやられ役扱いしかされていないのが寂しいところです。『NT』でもチョイ役程度しか出番がなかったし…。初代 Ζ 以降初めてまともな量産化に成功した機体という設定の割には出番が少なすぎやしませんかね。まあ『UC』のちょっと前に制式化されて『閃ハサ』の時代にはなかったことになっている機体なので、設定上も使いどころが難しいのかもしれませんが。

リゼルは上半身に設けられた無数のセンサー類が印象的なデザイン。特に一般機は赤色、指揮官機は緑色と区別されていて、一般機の配色もいいけど指揮官機のグリーンも鮮やかで美しい。MG では頭部バイザー以外のセンサーにはクリアパーツの裏からホイルシールを貼って光らせる仕様になっていますが、私はアイセンサーにもホイルシールを貼ってみたところ、かなりイイ感じに仕上がりました。

一般機とは異なりウイングバインダーが自己主張するバックパック。基本的に宇宙空間用ならばウイングバインダーは必要ないのではという気がしますが、劇中ではコロニー内での戦闘シーンもあったので空力が活きる場面もあるということなのでしょう。

一般機の背面リゼルの出自でもあるメタスに似た意匠を感じますが、指揮官機はむしろリ・ガズィに近い印象を受けます。

ウェイブライダー形態。ビームランチャーが長すぎる(;´Д`)。

以前は「無重力下ならば空力を考慮しない一般機の合理性こそ至高」と思っていましたが、戦闘機らしさを感じる隊長機のデザインもこれはこれで。
翼端にある白い二本線がいいアクセントになっています。

Ζ ガンダムのように薄くはないけど、横から見たときのこのカクカクした三角形っぽいデザインがメッサーラっぽくもあり、けっこう好き。
私はこういう「とても人型に変形するとは思えない複雑な機構の TMS」が好きなようです。プラモを変形させるのはめっちゃ大変だけど。

設定上は兄弟機ということになっているジェガンと。
構造的には似ても似つかない両機ですが、フェイスデザインが似せてあることとジェガン側も UC 版では面を増やすデザインにアレンジされていることもあって、似ているとは言わないまでも同じ世界観の中に登場しても違和感ない程度には寄せられています。

それにしても、バックパック分リゼルの身長が高い…。

リゼルのバックパックには MS 用のハンドグリップがついていて、劇中にあった「ジェガンを牽引して戦場に向かうリゼル」を再現することができます。というか『UC』のアニメ化から 9 年、ジェガンが MG 化されたことでようやく MG のリゼルとジェガンでこの再現ができるようになりました。長かった…。

個人的には、あとはスターク・ジェガンのキット化を待つばかりです。早く出してくれませんかねバンダイさん。

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