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横浜の歩くガンダムの概要が発表される

18m実物大ガンダム、横浜で動く。「GUNDAM FACTORY」10月オープン – AV Watch

ガンダム 40 周年記念事業のひとつとして予告されていた、横浜・山下ふ頭での「実寸大の動くガンダム」の概要がようやく正式発表されました(写真は在りし日のお台場ガンダムです)。

このプロジェクトはこれまで謎に包まれていて、「山下ふ頭で実寸大のガンダムが動く」ということ以外のことはほとんど明らかにされていませんでした。しかしイメージビジュアルからすると単に「動く」ではなく「歩く」を強く意識したプロジェクトであるのは明白で、じゃあ実際にどんな仕組みと技術で歩かせるのか?というのがファンの間での議論の的となっていました。これまで自立二足歩行に成功したロボットはせいぜい人間の等身大レベルが最大で、その十倍はある実寸大ガンダムを、安全を確保した上でどう動かすのか。いやいや「動く」とは言っているけど「歩く」とは言っていない、だからせいぜいファーストガンダムにおけるガンダムの初回起動シーンのように仰向けの状態から上半身を起こす程度じゃないのか?とか、屋根のある場所で上から吊るすように歩かせるのでは?とか、妄想が花開いていたわけです。ここまでぶち上げたんだから子供だましのような見せ方で「ハイ動きました!」ということはまさかないよね?という思いも込めて(笑

それが蓋を開けてみれば「背後から支柱に支えられた実寸大ガンダムが足踏みをしつつ、台車に押されて前方に移動することで『歩いているように見える』」というものでした。まあ今の技術でできることといったらそこまでだろうし良くも悪くも驚きはありませんが、「なーんだ」と思ってしまったのも事実。
とはいえ「公開された構造図を見る限り、腰を支えている部分が若干上下するような構造にも見え」るとのことですし、関節を一定速度ではなく緩急をつけながら動かすことで動作にリアリティをつけるようなことも考えられます。仮にそうだとして、それを実際に全身で連動制御するのは容易いことではないでしょうし、それをこの目で見たら興奮してしまうのかもしれません。

正式公開は 10/1 からですが、実際に動くようになる前に 7 月から週末プレオープンとして非動作状態の展示を見ることもできるようで、「2020 年夏公開」という公約を形の上では守ったと言えます。

しかし動くけど「大地に立ってない」ガンダムを我々は認めることができるのか。こればかりは実物を見てみるまで何とも言えません。とりあえず過大な期待はせずに、公開日を待つことにします。

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