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IIJ の eSIM「データプランゼロ」発表

IIJ、iPhone 11やPixel 4で使える1GB300円~のeSIMサービス「データプランゼロ」 – ケータイ Watch

IIJ が個人向けの eSIM サービス「データプランゼロ」を発表しました。

IIJ は半年前からベータ版として eSIM を提供してきましたが、国内通信キャリアの正式な eSIM サービスとしては今回が初めてのケースになります。eSIM 対応スマホとして iPhone XS が発売されてから一年半、ようやく日本国内でも普通に eSIM が利用できるようになります。

eSIM の利点のひとつは「店頭に行かなくても、物理 SIM を通販で買わなくてもその場で通信サービスが契約できる」利便性にあると言えます。まあ一般的にはスマホの契約なんてそんなに頻繁にするものではないから eSIM の利便性は伝わりにくいのですが、私は去年の海外出張時に iPhone XS で 3HK の eSIM を契約してその手軽さに感動しました。

eSIM

こう書くと海外渡航者(日本国内の場合はインバウンド客)にしかメリットがないようにも思えます。が、iPhone のように物理 SIM+eSIM のデュアル SIM 端末であれば、主回線に MNO 物理 SIM で低価格なプランを契約し、データ通信容量が足りなくなったときのための予備回線として MVNO(IIJ)のデータプランゼロを使って通信コストを抑える、という使い方ができることになります。データプランゼロの基本料金(全く使わない場合の維持費)は ¥150/月。最初の 1GB までを ¥300、それ以降は ¥450/GB で利用できるため、通信を使う月と使わない月の差が激しいような人でも効率よく使える仕組み。

というところまで書いてみて、改めて docomo のギガライト最低料金+IIJ データプランゼロを併用したらどうなるか?を計算してみました。
ギガライトは 1GB まで ¥1,980~2,980/月(ファミリー割引などの契約プランによって異なる)+¥500/GB で 7GB までほぼ階段状に料金が加算されていく構造。これに対してギガライト+データプランゼロにすると 1GB 超の利用分が ¥450/GB になる…あれ?あまり変わらないですね(汗。IIJ のほうが ¥300/GB くらいならお得感が出るのに。こうして考えると現行の docomo の料金プランはけっこう絶妙なのかもしれません。

あとはタブレットでの利用ですかね。現行 iPad の LTE モデルは eSIM に対応していますが、タブレットの外出先での利用頻度はスマホに比べれば低いもの。かといって Wi-Fi モデルを買って外出時にいちいちスマホテザリングを使うのもちょっとめんどくさい。そういうときに ¥150/月 で維持しつつ、必要に応じて 1~2GB/月 くらいの通信量で使うにはこのデータプランゼロはとっつきやすいと思います。
私もタブレットを買うときは毎回 LTE モデルにするか迷った挙げ句 Wi-Fi モデルで済ませてしまうことが多いんですが、こういう選択肢が出てきたなら次からは LTE(または 5G)内蔵モデルを積極的に選ぼうと思えますね。

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