この一ヶ月間平日はほとんど外に出られていないフラストレーション解消のために買い物をしてしまいました。
また楽しく外に出られる日々を願って、腕時計を。ここ一年ほど腕時計を選んだり買ったりするのが楽しい。あまり高価なものは買えないけど。
これもまた日本では通常販売されていない、セイコーの海外モデルです。春だから爽やかな白ダイヤルの時計が欲しかったのと、以前から自動巻きのオープンハートタイプに憧れがあったんですよね。これはその両方を兼ね備えつつ自分好みのデザインだったので選びました。
私にしては珍しく、文字盤にローマ数字の入ったクラシカルなデザイン。それでも比較的シンプルで、革ベルトと組み合わせた印象も良い。ここ二十年ほどメタルバンドの腕時計ばかりだったので、久しぶりの革ベルトの軽快感が逆に新鮮です。
スペック的にはハードレックス（ミネラル）ガラス、50m 防水と普通。デザイン的にもハードにガンガン使うようなものではないので、まあお洒落用ですね。
針は黒っぽく見えて光にかざすと青く着色されていることが判ったり、一見シンプルな文字盤も中央部にテクスチャが施されていたり、デザインに奥ゆかしさを感じます。セイコーの海外モデルは国内モデルに比べて価格に比した質感の高いものが多いように思います。
裏面はスケルトン（シースルーバック）。高級時計ほど見栄えがする機構ではないにせよ、メカ好きとしてはいつまでも眺めていられます。
ムーブメントは 4R39。国内モデルでいうとプレサージュのベーシックライン相当でしょうか。そう考えると異様にお買い得なモデルと言えます。
ケースは 41mm で大きすぎず小さすぎずちょうど良い。
私の周りには Apple Watch を身につけている人も多い中でちょっと古めかしくも感じますが、爽やかな配色のメカニカル腕時計は今の自分の気分に合っています。平日に外に出られない分、休日はこれを身につけてできるだけ外を歩こうと思います。
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