スポンサーリンク

電動自転車を買い換え:YAMAHA PAS RIN

主にウチの奥さんが乗っている電動アシスト自転車を買い換えました。

今まで使っていたのはヤマハの PAS リチウムで、娘二人を幼稚園や習い事、病院の送り迎えに使って 12 年。途中一度バッテリーを買い換えていますが、2 本目のバッテリーもかなりヘタッてきて 1 時間もたないような状況。さらにはモーターのパワーも随分落ちた気がするし、ギヤ・ホイール・タイヤ等あちこちにガタが来ていました。そろそろ子どもを後ろに乗せることもなくなったし、子ども乗せ前提じゃない電動アシスト自転車に買い換え。

と同時に、私の自転車も処分しました。
というのも、ウチのマンションは駐輪場が不足気味で、我が家は 4 人家族で 3 台しか駐輪場を確保できていませんでした。私が使っていた駐輪場を数年前に次女に譲り渡して以降、私の MTB は家のベランダに保管されていました。乗るには家の中を通って玄関から出し、さらにエレベーターに乗せてエントランスまで運ばなくてはならず、次第に使用頻度が低下。そこに、ここ 3~4 年管理組合で検討していた駐輪場の増設案が最終的に却下され、自分の MTB を置く場所の目処が立たなくなったことで、MTB を泣く泣く諦めることに。まあ、今はマイ自転車がなくてもシェアサイクルやカーシェアを利用することで日常の足は何とでもなるし、走る楽しさにさえこだわらなければ困ることはありません(寂しいけど)。

というわけで、選んだのがこちら。

ヤマハ / PAS RIN PA26RN (パウダーブルー)

YAMAHA PAS RIN

今回の自転車のミッションは「奥さんのメイン自転車(主に日常の買い物用)」&「たまに私が乗る自転車」。ママチャリよりも少し走りやすさを考慮する方向で選定しました。途中まではスポーツタイプの PAS VIENTA5 で検討していましたが、買い物用に後ろカゴをつけたい→乗降はサドルの前から行うことになり、トップチューブのやや高い VIENTA5 では私はともかく奥さんが乗り降りしづらい、ということで結果的にオーソドックスなシティサイクルタイプに決定。VIENTA5、私はすごい好きだったんですけどね…。

あまり面白みのない選択ですが、メインユーザーは私じゃないので奥さんの使い勝手優先。それでもママチャリタイプに比べればフレームもハンドルもストレートな形状で私にも乗りやすい。いい落とし所でしょう。

YAMAHA PAS RIN

ハンドルは従来の U 字タイプからフラット(ストレート)タイプになりました。我が家の周辺は坂だらけなのでこっちの形状の方が体重がかけやすく、安定します。ここは今回こだわったポイントのひとつ。

YAMAHA PAS RIN

ギヤは 3 段変速。私は 3 段だとスピードが乗ってきたときに物足りないことが多いので本当は 5 段変速のモデルが良かったんですが、5 段変速はそもそも選択肢が少なくて条件が合わなかったんですよね。

ちなみに今回購入時にショップの店員さんに教えてもらったのですが、坂道はアシストがあれば 3 番のギアでも登れてしまうけどアシストモーターにかかる負荷が高くなる(ヘタりやすくなる)ので、長持ちさせたければ坂道ではアシストがあってもギヤを下げて走った方が良いとのこと。確かに今までほぼ 3 番のギアにアシストつけて走ってたわ…。

YAMAHA PAS RIN

ファンクションメーターはまあ普通。電池残量は 10% 刻みでした。
時計機能がついているのが地味に便利。

YAMAHA PAS RIN

サドルは一般的な幅広タイプ。私はずっと MTB に乗っていたのでもう少し細い方が好みですが、まあラクだし安心感はあります。

YAMAHA PAS RIN

フロントバスケットはかなり底面積広め。ちょっと大きいカバンでも傾けずに収まります。公式には「スクバが横に入る形状」ということで(スクールバッグってスクバって略すんですね…)、主に学生層~若い女性をターゲットにした車種のようです。ややレトロなイメージのフロントランプ(暗くなると自動点灯)も含め、ママチャリとは一線を画したデザイン。

YAMAHA PAS RIN

我が家の買い物は週末にまとめ買いすることが多いので、後ろにもバスケットを追加。一応前カゴと雰囲気を揃えてみました。
これがなければもう少し選択肢も広がったんですけどね…。

YAMAHA PAS RIN

バッテリーは 15.4Ah。今まで使っていたのが 4.0Ah なので、なんと約 4 倍(!)。バッテリーセルあたりの容量も向上しているのでしょうが、物理的にバッテリーパックの形状が大きくなっていてセル数が増えているようです。坂道の多いところでしばらく乗ってみましたが、90 分ほど走ってもバッテリーは 20% も減らなかったのでめちゃくちゃもちますねこれ。通勤・通学用ならば一週間くらい充電なしでいけそうです。

YAMAHA PAS RIN

ボディカラーはパウダーブルーを選びました。最近クルマでも増えてきているマットカラーです。一度これを見慣れてしまうと光沢塗装がなんか古くさく見えてしまうのですが、マット仕上げは表面の塗膜が粗いので汚れがついたら落ちにくくなるんじゃないかというのはちょっと心配。でも今までの自転車とはちょっと違う趣が良いですね。

YAMAHA PAS RIN

久々の新車ということもあり、乗り心地はすごく良好です。そもそも新車だから自転車自体の駆動がスムーズなのに加えて、電動アシストが旧車とは段違いにパワフル。今までは強アシストでも登れなかった坂が通常アシストでグングン登っていけるのには感動しました。フラットハンドルになって操舵性も良くなったし、MTB ほどではないけど気持ち良く走れます。今の電動アシスト自転車は以前のものに比べてセンサーが増えていて、ペダルにかかるトルク・回転速と車速に応じてアシストの度合いを自動制御することで、随分乗りやすくなっているようですね。
しかし普通のシティサイクルタイプでもこれだけ快適になっているのなら、スポーツタイプやクロスバイクタイプの電動アシスト自転車だとどれくらい気持ちよく走れるのか余計に興味が出てきました。まあ、今度自分用の自転車が買えるとしたら、十年くらい経ってマンション住民の年齢構成比が変わり自転車の需要が減った後になるのでしょうが…。

さておき、この PAS RIN には今後十年くらいはお世話になるはずなので、定期的にメンテナンスしながら大切に乗ろうと思います。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました