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TENET テネット [UHD Blu-ray]

この映画の UHD Blu-ray が発売されていたのに気がついていなかったことに気づいたので、慌てて買ってきました。

TENET テネット [4K ULTRA HD + Blu-ray]

クリストファー・ノーランが描く SF スパイ映画の大作。映画館に行く機会がほとんどなかった 2020 年においてもこれは観に行っておいて良かったと思える映画でした。
一回観ただけでは全てを理解することはとても難しく、できれば何回かリピートしたかったけどなかなか映画館に行けない状況もあって結局一度のみだったので、パッケージメディアで発売されるのを楽しみにしていたのでした(その割に発売日を忘れていたけど)。

先日 UBP-X800M2 を手に入れて UHD BD が再生できるようになったので、喜び勇んで UHD BD を購入。

時間がなくてまだ印象的なシーンを断片的に観てみただけですが、改めて観ても映像のギミックがすごくて引き込まれますね。ちょっとだけ観るつもりが見入ってしまう。
ただし、劇場公開時は IMAX/GT シアターなら最大 1.43:1 のスクリーン一杯に映像が表示されて大迫力だったのが BD では当該シーンは 16:9 に切り取られてしまうのが、一度劇場で観た経験があるとちょっと物足りない。そういう意味では劇場公開時に池袋グランドシネマサンシャインの IMAX/GT シアターで観られたことは幸せでした。

ノーラン作品は本編と同じくらい「この映像がどう撮られたのか」が気になるもので、普段 BD/DVD の特典映像を見ることが少ない私もこればかりはじっくり見てしまいました。
メイキングは英語音声のみ/日本語字幕なし(英語字幕は出せる)でちょっとハードルが高いのですが、これは見応えあります。以下の Togetter におもしろポイントがまとめられていたのでご参考までに。

映画『TENET』のメイキング見て衝撃…なんと誰も理解できないまま映画を完成させてたらしい。ただしノーラン本人を除く
みんなTENETを見ような

メイキングは公式が日本語字幕つきの抜粋版を YouTube に公開していますが、すごさを伝える内容ではあるもののおもしろポイントが隠されているのが惜しい。

私のほうはこれから週末を使って 2~3 回見直してみるつもり。オチが分かった上で観ることで伏線に気づくシーンも多数ありそうですが、分かっていても理解が難しいほど難解な映画です。
でも「考えるな、感じろ」の精神で「なんかすごい」と思いながら目に飛び込んでくる映像にひたすら興奮する、というのもこの映画の楽しみ方ではないかと思います。変に考察するよりそっちの方が純粋に楽しめそうな気も。私も考察しながら観る前に、一度頭カラッポにして最初から観てみるかなあ。

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