スポンサーリンク

Sony UBP-X800M2

私のところにもサンタクロースが来ました。

ソニー / Ultra HD Blu-ray/DVD プレーヤー UBP-X800M2icon

UBP-X800M2

念願の UHD Blu-ray プレイヤーです。
プロジェクターの買い換えから一年、本当はもっと早くプレイヤーも 4K 対応にしたかったのですが、巣ごもり需要のせいか(?)長期欠品が続いてなかなか買うことができませんでした。年末が近づいてようやく供給が追いついてきたのか在庫を見つけたのですかさず確保。
発売からかれこれ一年半が経つ製品だけどモデルチェンジする気配もないし、もう UHD BD 関連の規格に新しいフォーマットが追加されることもまずないだろうし、これを買っておけば長く使えるでしょう。もしかすると私が購入する最後のディスクメディア再生専用機になるのかもしれません。

UBP-X800M2

外装は樹脂製だし、フロントの表示パネルもなくてインジケーターは電源ランプだけだし、かなり割り切ったハードウェアです。でも今まで使っていた BDP-S5100 とは違って久しぶりに 430mm 幅のデッキで、プラスチック筐体の中にはちゃんとスチール製のシャシーが隠されていてそれなりの重量もあるし、再生品質にはちゃんとこだわったメリハリを感じます。表示パネルがないから CD プレイヤーとしてはちょっと使いづらいけど、最近 CD をかけることも滅多にないからなあ。

UBP-X800M2

入出力系もかなり割り切っていて HDMI×2、同軸デジタル×1、Ethernet のみ。2 番目の HDMI 端子は音声出力専用端子となっていて、映像と音声を混ぜずに出力したい場合などに役に立ちそう。だけど個人的にはプロジェクターとテレビに出力したかったから映像つきで 2 系統欲しかったかな。まあ AV アンプ経由でプロジェクター/テレビにそれぞれ繋ぐから良いんですが。

物理コネクタ以外には Wi-Fi と Bluetooth に対応しています。Bluetooth は音声を直接ワイヤレスヘッドホンに送ることができ、わざわざバーチャルサラウンドヘッドホンを用意しなくても(2ch でよければ)普段使っている Bluetooth ヘッドホンを流用できるのは便利。

UBP-X800M2

フロントパネルはただの蓋で、イジェクトボタンを押すとトレイが蓋を押して出てくるようになっています。

UBP-X800M2

付属リモコンは非常にシンプルで、従来機ではあったテンキーが省略されています。まあチャプター選択で数字入力することも多くないですからね。
逆に Netflix ボタンがわざわざ付いているのに驚きます。先日の Chromecast with Google TV といい、この手のデバイスへの進出がめざましいですね…。

4K UHD 信号を通すということでケーブルも対応のものに買い換え。

ソニー / プレミアムハイスピード HDMI ケーブル DLC-HX10icon

DLC-HX10

まあケーブルは電気信号がちゃんと通りさえすれば良いので、短いものなら従来のハイスピードケーブルでも実際は使えてしまったりするんですけどね。でもデジタル映像系はトラブったときに原因の切り分けが面倒なので、リスクは減らしておくつもりで。

DLC-HX10

三重シールドケーブルということで通常の HDMI ケーブルよりも太め。ちゃんと伝送方向まで指定されています。

UBP-X800M2

というわけで接続して起動。ホーム画面はちょっと殺風景すぎると感じるくらいシンプルです。今まで使っていた BDP-S5100 のホーム画面が XMB(クロスメディアバー)だったから余計にそう思います。
基本的にはディスクと USB ストレージ、それと LAN 内のコンテンツの再生に特化していますが、

UBP-X800M2

インターネットに接続すると Netflix・Amazon Prime Video・YouTube のストリーミングを受けることもできます。
VOD の世界シェアトップ 3 のみに大胆に割り切った格好ですが、まあ実際この三つが使えれば困りません。他のサービスが使いたければ Fire TV Stick あたりを安く買えてしまうわけですし。

UBP-X800M2

VOD サービスのセットアップは Fire TV や Chromecast with Google TV 同様にスマホ上で行う方式(一応リモコンでも設定は可能)。

UBP-X800M2

Netflix は GUI からスクロールのサクサク感まで含めて Fire TV 等で使うのと同等の快適さです。それに対して Prime Video の UI はちょっとイマイチかな…。
サービス横串の検索ができないなど Fire TV や Chromecast with Google TV のような VOD 専用デバイスほどの使い勝手はありませんが、複数サービスを使わないならわざわざ Fire TV 等を買わずにこのプレイヤーで完結できそうです。私は Fire TV はテレビ専用にして、プロジェクターに Netflix 等を映す場合は UBP-X800M2 を使うことにしようと思います。

まだあまりいろんなコンテンツを視聴できていないのですが、とりあえず画質について。まずは BenQ HT3550 を使って 2K BD と UHD BD(HDR)の画質を比較してみました。

UBP-X800M2

まずはこちら↑が 2K BD の画質。見慣れた映像なのでこれだけ見ている分にはまあ十分かなと思いますが、HDR を有効にして UHD BD を再生するとこんな↓感じ。

UBP-X800M2

プロジェクターの映像をデジタルカメラで撮影した画像なので解像感の違いはあまり表現できていませんが(そもそも『スカイウォーカーの夜明け』は意図的にノイズが加えられた映像なので 4K になったからといって驚くほど高精細には感じない)、HDR の効果はハッキリと分かります。BD では爆発の光は完全に白く飛んでしまっているのが、UHD BD ではちゃんと階調が残っていて、かつ光源による光の色の違いまで見える。またスター・デストロイヤー表面の暗部階調にも深みがあります。解像度が上がったこと以上に HDR の恩恵をハッキリと感じられるのが UHD BD のメリットと言えそうです。

BD プレイヤーの買い換えによって、私の長年の夢だった 4K リビングシアターがようやく完成しました。現在のシステム構成はこんな感じ。

プロジェクターBenQ CinePrime HT3550
スクリーンKIKUCHI GRANDVIEW GFP-80HDW
BD プレイヤーSony UBP-X800M2
AV アンプYAMAHA AVENTAGE RX-A2050
フロントスピーカーBowers & Wilkins 704
センタースピーカーBowers & Wilkins HTM7
サラウンドスピーカーBowers & Wilkins DM600S3
サブウーファーYAMAHA YST-SW205
HDMI ケーブル(プレイヤー~アンプ)Sony DLC-HX10 1.0m
HDMI ケーブル(アンプ~スピーカー)FIBBR Ultra-Pro 15m
スピーカーケーブルQED Silver Anniversary XT

購入時期がバラバラだからちょっと旧い機材も混じっていますが、音周りはそう陳腐化するものでもないし、B&W のスピーカーは気に入っているので当面これでいくつもり。いずれもハイエンドではありませんが、そこそこ良い機材で揃えられたのではないでしょうか。

この冬休みはあまり外出もできないので、4K シアター構築のために買っておいた UHD BD を観賞して過ごそうと思います。

ソニー / Ultra HD Blu-ray/DVD プレーヤー UBP-X800M2icon

iconicon

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました