発売されたら絶対買おう、と思っていたモデルカーを手に入れました。
Spark / 1/43 Scuderia AlphaTauri AT01 Honda P. Gasly Winner Italian GP 2020
ずっと発売を待ち構えていたにも関わらず初期ロットを買い逃してしまい、二次販売分を何とか確保。昨年のイタリア GP でガスリーが初優勝したアルファタウリ AT01・ホンダのマシンです。
アルファタウリ(旧トロロッソ)はマクラーレンに切られてどん底の状態にあったホンダを救ってくれた恩のあるチーム。ある意味では本家レッドブル以上に思い入れがあり、応援しています。だから去年のイタリアで勝ったときは本当に嬉しかった。2020 年のモデルカーを買うなら絶対にレッドブルよりもアルファタウリにしようと決めていました。
トロロッソ時代の派手なメタリックブルー×メタリックレッドから、白×紺で一気に爽やかになったカラーリング。ファッションブランドのプロモーションのためのチーム名変更に伴ってマシンも洗練されたイメージになりました。
2021 年仕様の AT02 はほとんど紺色で塗られていますが、個人的には AT01 の爽やかな白紺のほうが好きだったかなあ。まあ AT02 も角田の活躍のおかげで今はもうメチャカッコよく見えますが(笑
幅広のフロントノーズは今見ると古くさく見えますね。
フロントウィングの複雑な形状のエレメントはさすがにパーツ分割されておらず、一体成型に分割線が塗装されているだけでした。1/43 スケールでレジン製なら、そりゃそうか。
トロロッソ/アルファタウリとホンダの共闘 50 レースを記念して、イタリア GP 限定で貼られたサイドポンツーンの「50 RACES TOGHETER」のステッカーまでちゃんと再現されているのが嬉しい。
赤い HONDA HYBRID ロゴといい、アルファタウリはホンダをパートナーとして尊重してくれているのが前面に出てるのが良いですよね。
この超小さいサイズにも関わらずガスリーのヘルメットが細かいデザインまできっちり描かれているのに驚きます。
ヘルメットといえば今年はガスリーも角田も赤×紺でサイドにアルファタウリのシンボルマークが描かれたデザインなので、パッと見で区別できなくてちょっと困ってます(笑
モンツァは F1 きっての高速サーキットということで、リヤウィングはかなり薄いローダウンフォース仕様。
F1 のモデルカーはレースごとの仕様を再現した状態で製品化されるので、こういうディテールの違いを見つけられるのも買う喜びの一つです。
ガスリーが初優勝したレースのメモリアルカーということで、P1 のサインボードのミニチュアがついてくるのが嬉しい。
2019 年にホンダが第四期初優勝を飾った RB15 にはついてこなかったんですよね。フェルスタッペンにとっては初優勝でも初戴冠でもなかったから、ということなんでしょうか。
その 2019 年の RB15 と並べてみました。AT01 は RB15 から流用しているパーツも多い従兄弟みたいな関係にあるマシンですが、こうして見ると空力周りを中心にディテールはだいぶ違う。一年分の進化もあるでしょうが、それ以上に突き詰めた速さよりも育成チームとして乗りやすさを重視したクルマ作りの哲学なども大きいのでしょう。
正面から見ると AT01 はフロントウィングの両端が下がっていて、2020 年のアウトウォッシュ重視の空力開発トレンドが明確に分かります。見た目的にはウィングの両端が立っているデザインのほうが迫力もあるし速そうなんですけどね。
競争率が高そうなモデルカーを何とか入手できてホッとしています。
今年はホンダ第四期最終年につき、RB16B と AT02 のモデルカーは両方入手するつもり。もしチャンピオンを獲ることができたら 1/43 じゃなく、記念して 1/18 が欲しいくらいです。
でもとりあえずは目先のレース。二週間後のエミリア・ロマーニャ GP でもレッドブルとアルファタウリの四台の活躍に期待します。
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