明日発売の Blu-ray BOX がフライングで届きました。
さすがに 9 シーズン分の BD-BOX となるとそろそろ棚のスペースが足りなくなってきました（汗
Blu-ray としての収録内容はだいたいいつも通りですが、Season9 はコロナ禍での撮影・放送ということでドラマの作り方やメッセージ性という点で従来とは異なる、貴重なシーズンだったと言えます。これまで以上に飲食店に対する応援の意思を強く感じました。
なお、Season9 に加えて 2019・2020 年の大晦日スペシャルでの放送分もまとめて収録されています。
ディスクは例によってピクチャーレーベル仕様。お皿って多くの場合円いから、ピクチャーレーベルとの相性が良いんですよね。
映像を見なくても、このレーベルを見るだけで腹が減ってくる Blu-ray です。このディスクは高崎「えんむすび」の鮎の塩焼きですが、この鮎は味も見た目ももはや芸術品レベルでした。
毎度お楽しみの特典映像。
メニュー的にはほぼいつも通りですが、メイキングがいつも以上に力が入っていたような。Season9 では必ず五郎が追加注文をするシーンがありましたが、これはロケ中に松重さんが気になったメニューをその場で追加するスタイルで撮影されています。だから脚本も追加注文を選んだ時点から起こしていくという（！）。この背景がどうだったのかは気になっていたのでした。今回の五郎は過去にないくらい大量に食べていたので、追っかけで巡礼していた私も過去にないくらい体重が増えた（汗
それと意外だったのは 2019 年の大晦日スペシャルの際に撮影されながら放送されていなかった、「ふらっと QUSUMI」の韓国釜山編が収録されています。特典映像として収録されるふらっと QUSUMI はテレビ放送時よりも尺が長くて見応えがあるんですよね。
一方で Season9 の直前特番で放送されていた、2020 年大晦日スペシャルの未公開映像（生ドラマができなかったときのための事前収録バージョン）の収録はなし。5～6 パターンは用意されたという予備バージョンが BD-BOX に全部収録されると思っていたのでちょっと残念。あれはあの特番限定のお楽しみだったということですね。
毎回楽しみにしているのが「追跡！！その後のグルメ」。放送後の状況についてそれぞれのお店に改めてインタビューした映像です。私はもうあらかた巡礼済みなので自分が食べに行ったときのことを思い出しながら見ると、お店の方々の人となりが改めて感じられてとても楽しい。
ただ今回ちょっと気になったのが、いくつかのお店で料理をなかなか食べずにずっと写真や動画を撮っているお客さんがいるという話。あくまで「面白いお客さんがいた」という切り口で話されていますが、料理が一番おいしいタイミングをみすみす逃しているのはいただけません。私も巡礼記事用の写真にこだわりはありますが、できる限りサッと撮って料理をおいしいうちに味わうことを最優先にしているつもり。でもこの話を他山の石として、優先順位を間違えないよう改めて気をつけようと思いました。
シーズンを追うごとに壮大かつ過酷になっていくロケハン日記。今回はロケ後に次の店のロケハンとか、ロケをしながら別チームは別の場所でロケハンとか、相当切羽詰まっている状況が窺えます。もともと都心の店は混雑を嫌って撮影お断りなことが多いのに加えて、コロナ禍で撮影自体のハードルが上がっていますからね。
春からロケハンを始めて 5 月にクランクイン、クランクアップは 9 月上旬。実に最終回の放送の二週間前まで撮影していたのだから驚きます。巡礼のために 5 月頃からずっとロケ情報を注視していた私も、終盤の撮影の進みが悪くて放送に間に合うのか心配になっていたほど（笑
いやあ、本当にお疲れさまでした…＞スタッフの皆様
今日届いたばかりなのでまだ断片的にしか観れていませんが、これは冬休みにかけてじっくり鑑賞しようと思います。放送をリアルタイムで観るのもいいけど、一度あるいは数度現地に行った上で改めて Blu-ray を観るのはまた違った味わいがある。
また今年ももちろん大晦日スペシャルが放送されます。クルマを使ったロードムービー風の構成になるらしいですが、どこの店に行くのか？そして今年は生ドラマはあるのか？まだ判ってはいませんが、今から楽しみ。
でも私の Season9 聖地巡礼もあと一店舗だけ残っているので、何とかして大晦日 SP の前に完了できないか思案しているところです。
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