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VAIO Z 勝色特別仕様をガラスコーティングする

VAIO Z 勝色特別仕様の最大の特長であると同時に弱点でもあるのが、そのツヤツヤのグロス塗装。艶があるだけに指紋がつくと目立ちます。

↑の写真はあえて指紋をベタベタつけて目立つように撮った極端な例ですが、まあ気になるわけです。今まで私が使ってきたグロス仕上げの PC(VAIO X505、VAIO type P、VAIO X シリーズ)ももう毎日何度も拭きながら使っていました。もはや拭くことが癖になるレベルで拭いていたと言って良い。
でも VAIO Z は表面積が大きい分なおさら指紋が気になるし、長く大切に使いたいから拭くことでつく擦り傷もできるだけ抑えたい。というわけで外装をガラスコーティングしてやることにしました。

PC のガラスコーティング剤として一部界隈で定番になっているこの商品を購入。

ブリス / ブリス プチセット

本来はクルマ用のコーティング剤ですが、グロス塗装系のガジェットにも効果があるということでここ十年くらい?某所でよく使われていたものです。元々がクルマ用だからガジェット類に使うには容量が多すぎるしけっこう高価なのでどうしようかな…と思っていたら、80mL の小容量セットが 2,000 円程度で販売されているのを発見。これは買わない理由がありません。

ブリスはガラス繊維系のポリマーコーティング剤です。最近ではスマホの画面保護用に保護フィルムやガラスではなくガラスコーティング剤を塗布するケースも見られるように、クルマ以外のキズ防止用としての用途が広がってきた印象。
キットにはウエス(拭き取り用の布)も同梱されていました。

使い方はクルマのワックス掛けと似たような感覚。まずはスポンジ(これは薬局で買ってきたやつ)にブリスを 2~3 プッシュします。
このスポンジについた薬剤を VAIO Z の保護したい面に塗布していきます。

天板全体に塗った状態。まさにワックス掛けっぽい。
ブリスの取説によるとクルマの場合はこの段階で一度水をかけることになっていますが、PC にそんなことをするわけにはいきません(笑)。まあ余剰成分を洗い流すのが目的らしいので、そこはとりあえず無視。

塗布後は薬剤を乾燥させる必要はなく、すぐにウエスで拭き取っていきます。
本当にこれでコーティングされるのかちょっと不安になりますが、信じるしかありません。

拭きムラができないよう丁寧に拭き取ったら作業完了。
VAIO Z はほぼ全面がグロス仕上げのカーボンなので、これを残りの面にも施していきます。

ひととおり全面の加工完了後、薬剤が定着するまで一時間ほど放置します。
心なしか施工前よりも表面の光沢感が強くなったような印象を受けます。濡れたような艶感、とでも言うのでしょうか。紫系のカーボン塗装とも相まって VAIO Z が妖艶な雰囲気を纏い始めました。

ブリス加工によって指紋が全くつかなくなるわけではありませんが、つきにくく・ついても目立ちにくく・拭き取りやすくなったように感じます。これは嬉しい。

ちなみにキーボード面はどのように塗るか迷いましたが、思い切ってキートップやタッチパッドにまで塗布してしまいました。ここも手脂がつきやすいのでコーティングによる防汚効果が期待できます。

天板のルミナスミラーロゴもなにげにキズつきやすいパーツなので、これが保護できるのも重要なポイント。

COVID-19 の感染が広がっていることもあって購入以来まだ外で使えていないのですが、これで気兼ねなく持ち歩くことができます。
モバイルでも(GPU 以外は)自宅のデスクトップ PC と遜色ない性能を発揮してくれる PC だけに、ガンガン使っていきたいところ。

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