去年から発売を待ち望んでいたモデルカーがようやく届きました。
Spark / 1/43 Red Bull RB16B Honda M. Verstappen 2nd Turkish GP 2021
レッドブル・ホンダが 2021 年の日本グランプリ向けに用意しつつも、日本 GP 中止に伴い代替開催のトルコ GP で使用した RB16B スペシャルリバリーモデルです。
レッドブルからホンダと日本に対する最大限のリスペクトが込められたカラーリングで、鈴鹿と青山に展示された実車を見に行くくらいこのクルマが好きだった私としては、どうしても手に入れたかった。昨秋の受注開始時すぐに予約を入れていたのにホンダ&鈴鹿サーキット別注品のほうが先に発売されてしまうという想定外はありましたが、ついに届きました。
正式にはトルコ GP 仕様でありながら、バックボードには日本に向けたメッセージが記されていることに胸が熱くなります。
レッドブル F1 のテーマカラーである濃紺×赤を脱ぎ捨てて日の丸カラーに塗り替えられた RB16B。第一期ホンダ F1 が初優勝を記録した RA272 オマージュということになっていますが、それに留まらないオリジナリティを感じる配色です。何度見ても惚れ惚れする。
ベースカラーが白になることでフロアとのコントラストが明確になり、RB16B の特徴的なボディラインがノーマルカラーよりもよく把握できます。
特にエンジンカウル下方の絞り込み形状の特異さが目を引きます。
そういえばハロだけいつもの濃紺で塗り分けられているのが気になっていたのですが、これは何故なんでしょうね。白だと光が反射してドライバーの視界を邪魔するから、とかでしょうか。
トルコ GP 仕様につきタイヤは緑ラインのインターミディエイトを履いています。
展示車だとハードタイヤに履き替えていたので、この状態は逆に貴重かも。
理解不能なほど複雑な形状のバージボードも精巧に再現。
実車だと中を覗き込むわけにはいきませんでしたが、モデルカーならどういう構造になっているのか確認がしやすい。確認できたからといって空力を完璧に理解できるわけではありませんが…。
スポンサーロゴが所狭しと並んでいるのも RB16B の好きなところ。
近年だとトップチームでもスポンサーロゴが少ないことが珍しくないけど、とにかく多くのロゴが掲出されているほうが F1 らしいと感じます。
このモデルカーで特にすごいのがコクピットに座っているドライバーフィギュア。
トルコ GP 限定の白いスーツを着ているのは当然として、脚の「レッドブル」や腰の「マックス」というカタカナ表記までちゃんと再現されています。腰のドライバーネームなんて字高 1mm くらいしかないんですよ。これには驚きました。
エンジンカウルには中盤戦以降から採用された「HONDA e:TECHNOLOGY」ロゴと、その隣に「ありがとう」。
2022 年シーズンは HONDA ロゴではなく HRC(Honda Racing)ロゴになってしまうのがちょっと寂しい。
そしてリヤウイングにも大きく「ありがとう」。
このスペシャルリバリー、日本だけでなく海外でも大きな反響があったそうですね。白い特別カラーというのもありますが、日本語が描かれているのが外国人目線ではクールらしい。
以前購入した モナコ GP モデルと。
全く同じマシンの色違いに見えつつも、フロア/バージボード/ブレーキダクト等の細かなアップデートが反映されていて、トルコ GP モデルはちゃんと後半戦仕様として作られています。本当によく見ないと違いは分かりませんけどね。
とにかく 2021 年で最も好きだったクルマのスケールモデルが手に入って嬉しい。モナコ GP 仕様と並べてニヤニヤしています。
でもどうやらユーロスポーツがこのトルコ GP モデルの別注バージョンを発売予定らしいんですよね…仕様次第ではそっちも買ってしまうかもしれません。
コメント