海外出張があるたびに時刻合わせが自動でできるセイコーアストロン GPS ソーラーウォッチを買おうかと思うのですが、なんかついそういう実用時計よりも機械式時計を買っちゃうんですよね…。今回もカレラじゃなくてアストロンを買っておけば良かったかと少し思ったのですが、そういえば以前買った G-SHOCK GW-B5600HR-1JF が Bluetooth 対応でスマホ経由の時刻合わせができるんだった、というのを思い出して今回は G-SHOCK をつけていきました。
カシオ / G-SHOCK ORIGIN GW-B5600HR-1JF
オーソドックスなスクエアモデル、かつシリコンじゃなくてファインレジンバンドならビジネスでつけていても違和感ありません。ちなみにアメリカでは(仕事柄ってこともあるだろうけど)もっとカジュアルな G-SHOCK を仕事でつけている人が普通にいてあまり TPO を気にする必要もなかった。
この G-SHOCK、Bluetooth 対応しているのに日本国内ではあまり使う必要性がなくて、月に一度くらいスマホと同期させて時刻ズレを補正する程度にしか使っていませんでした。
G-SHOCK とスマホとの接続は、スマホ側に G-SHOCK アプリを入れて腕時計側の「MODE」ボタンを 3 秒長押しするだけ。接続されると自動的にスマホ側の時刻が G-SHOCK 側に同期されます。
スマホは基本的にインターネット上の NTP サーバーと定期的に同期しているから時間のズレはほぼありません。海外に行った際には(ネットワークが利用可能である限り)ほぼ着陸と同時にスマホ側の時計が現地時刻に自動置換されるので、その状態で G-SHOCK に接続すれば腕時計側にも現在時刻が表示されるようになります。
確かにコレはラクですね。今までは現地に着く直前に手作業で腕時計の時刻を合わせ直していたのが、その必要すらない。
これが電波時計や GPS 時計ならさらに何もせずに自動調整してくれるはずですが(この G-SHOCK にも電波時計機能はある)、電波を受信するまでのタイムラグを考えたら Bluetooth で能動的に同期してしまえる方が速くて確実だと思います。
ちなみに、出張先にいると一日に何度も日本との時差を考えながら過ごすことになるわけです。仕事上の連絡しかり、家族との連絡しかり。
どうせならデュアルタイム的に使えないかな?と考えたのですが、G-SHOCK のワールドタイム機能を応用することで可能なことに気づきました。
ワールドタイム機能使用中はメイン表示部に目的地の時刻が、右上(通常はカレンダー表示部)に現在値時刻が表示されます。↑の写真ではテキサスにいるときにメイン表示部に日本標準時、サブ表示部に中部標準時(夏時間)が表示されているわけですが、これを逆手に取って「入国時に現地時刻に同期させず日本時間のままにしておいて、ワールドタイム機能で現地時刻を表示」させればメイン表示部に現地時刻、サブ表示部に日本時間が表示できる。まあ G-SHOCK 側の電波時計機能が働いてしまったらアウトなのですが(笑)、出張中は可能な限りこの状態で使うのがベストではと思いました。
それはそれとして出張用にアストロンは一本欲しいんですけどね…。
コメント