金沢に行ったときの話の続き。郊外にあるイタリアンレストランでランチしてきました。
川沿いを車で走っていると唐突に現れるぶどう畑の中にあるイタリアンレストランです。敷地内にはぶどうの直売所や洋菓子店もあり、一種のフードテーマパーク的な場所になっています。
駐車場の真上にもぶどうの枝が張り出していて、見るからにおいしそうなぶどうが実をつけています。
ここのぶどう、実家で買ったのを何回か送ってもらって食べたことがあるのですが、巨峰もシャインマスカットも実の密度が高くて甘くて本当においしい。
店内は大きな掃き出し窓があって、客席からぶどう畑を眺めることができます。かなり広いぶどう畑で本当に畑の中で食事しているような感覚。
ぶどうの葉の木漏れ日が目に心地良い。緑色の光に癒やされます。
本来なら天井もオープンになっていて、頭上にもぶどう畑が広がっているらしいのですが、この日は葉が落ちてくるからという理由で天幕がかかっていました。
ちょっと残念ではあるけど、これがなくても十分にぶどう畑感あります。
ぶどう畑を眺めていたら、これはタヌキ?アライグマ?…いやハクビシンか!!畑の中を悠々と物色しつつ闊歩していました。
店員さん曰く「畑にいたずらされて困ってるんですよね~」とのことでしたが、対策したほうが良いのでは(笑
ランチメニューはパスタまたはピッツァのメインとサラダビュッフェのセットが基本。それにサイドメニューとしてシャルキュトリー(加工肉)の盛り合わせをつけることができます。
メイン料理はあまり奇をてらったものはありませんが、スタンダードなぶん味には自信があるということなのでしょう。
ズラッと並んだサラダビュッフェ。あまり手の込んだものというよりは素材の良さで勝負、という感じ。写真だと伝わらないかもしれませんが、見るからにみずみずしく新鮮な野菜であることが分かります。
このサラダを好きなように食べていいというのはありがたい。
というわけで取ってきました。
サラダがおいしいのはもちろんのこと、ジャガイモのグラタンとか冷製ポタージュスープとかがあるのが嬉しい。夏場によく冷えたポタージュっておいしいですよね。
メイン料理、まずこれはクアトロフォルマッジ。
ブルーチーズを軸として数種類のチーズが渾然一体となった味はチーズ好きとしてはたまりません。
パスタの定番カルボナーラ。
麺のゆで具合も味付けもちょうど良い。変わり種でなく王道で勝負できる、お店側の自信が伝わってくるかのようです。
こく旨特製ミートソースのニョッキ。
夏は茄子入りのミートソースパスタがおいしいですよね。ニョッキのモチモチ感がまた良き。
自家製サルシッチャと野菜のクリームソースパスタ。
うまみと食べ応えのあるサルシッチャがおいしい。でもそれだけだと少し重いところをズッキーニの爽やかさでバランスを取っていて、これもまたうまい。
食後はアイスコーヒーで。
料理はどれもおいしかったし、このご時世に解放感ある店舗で密にならずにゆったり食事を楽しめるのが良いですね。
ちなみに配膳ロボットも活躍していました。
ぶどうのおいしさからレストランも絶対おいしいに違いないと確信していたのですが、期待通り良い店でした。
帰りには隣接する洋菓子店でケーキを買って帰ったけどこれもおいしかった。
金沢に来たらまた寄らせてもらいます。
ごちそうさまでした。
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