先日 HG ガンダムエアリアル改修型を購入したときに、一緒にこれも買っていました。
ガンダムデカール No.133 機動戦士ガンダム 水星の魔女汎用 (1)
水星の魔女シリーズ用のガンダムデカールは三種類発売されていて、そのうち旧エアリアルに対応しているのが水星の魔女汎用 (1) になります。発売後即完売で現在は入手困難なようですが、発売日に購入できた私は運が良かった。
このデカールには HG ガンダムエアリアル、ガンダムルブリス、ミラソウル社製フライトユニット、デミトレーナー（チュチュ専用機）、ベギルベウの 5 キットに対応したマーキングが含まれています。私は最初の三つは持っているけどデミトレーナーとベギルベウは持っておらず、余ったのどうしましょうかね。
というわけで持っているキットにそれぞれ貼ってみました。いずれもトップコートをかけない状態で仮完成の状態でしたが、このガンダムデカールが発売されることが判ったため敢えて待っていたわけです（今回の写真はどれもデカール貼り＋部分塗装した上で水性プレミアムトップコート半光沢を吹いています）。
まずはエアリアル。この機体はモビルスーツというよりもキャラクター性のほうが強いからデカールでディテールアップしなくても（HG なら）十分成立するデザインだと思っていますが、それでも情報量が増えると見違えますね。
ちなみに貼付例はデカールには同梱されていませんが、バンダイ ホビーサイトの商品ページで詳細な写真が公開されています。何のガイドもなかった閃ハサのデカールとは違い至れり尽くせりで、バンダイがいかに水星の魔女でガンプラも含め新規顧客を取り込みに来ているかが伝わってきますね…「そんなの自分たちで勝手にやれるでしょ」という古参ガノタの扱いとは雲泥の差。
純正デカールの内容は各種イベント等で展示されている 1/10 モデルに準拠しています。
とはいっても実はボディへのデカールは意外なほど少なくて、大半は脚部とシールド（ビットステイヴ）用のもの。エアリアルのデザイン上のポイントは確かにその二カ所ですよね。
ただでさえ情報量の多いシールドがデカールを貼るとさらに印象的に。ちなみに黄色いダクト周辺の黒はマーカーで部分塗装しました。
いろいろと謎に包まれているビットステイヴの秘密がこのデカールによって少しでも解るかと思ったけど、特にそういうことはありませんでした（笑
ついでに足（踵～足裏）のスラスターを設定食に合わせて塗装。ここは成型色ではなくグレーで塗装するのが正解のようです。
エアリアルのフレーム部のグレーがガンダムマーカーの「ガンダムグレー」とほぼ同一色だったのでマーカーでサクッと塗装。面が小さいからマーカー塗りでも何とかなります。
続いてミラソウル社製フライトユニット。これはデカールを貼ったのに加えてエアリアル本体よりも部分塗装に力を入れました。
キット付属の色分け用シールの質感が気に食わなかったので、ライトグレーの部分を 4 アーティストマーカーのグレーで塗装。マーカー直塗りでもトップコートすればムラは目立ちません。
あとバーニア内部はクレオスのオレンジイエローを筆塗り。成型色よりも少し赤みが強いけどまあ許容範囲かな。
フライトユニットはちょっと部分塗装するだけでグッと解像度が上がって見えるのでオススメです。
ちなみにデカールには EARTH HOUSE（地球寮）の文字はあるけどミラソウル社の文字は一切なし。相変わらず謎だらけですが、二期で何か情報が出てきたりするんでしょうか。
最後にルブリス。この機体はエアリアルに比べて素体のデザインが淡泊だからデカールによるディテールアップが映えます。
デカール自体の点数はさほど多いわけではありませんが、要所要所に情報量を足してやる感じ。
真っ白で殺風景だったシールドもマーキングが入ることですこし抑揚が出てきますね。
欲を言えばもう少し色味のあるマーキングも加えてやりたいところですが、この真っ白な感じがエアリアルに対する「試作機らしさ」を強調しているようにも思います。
単なるウェポンラックっぽかった無骨なバックパックもディテールが入るとフレキシブルアームっぽさを感じます。
あとは足のスラスターと脚部（太腿裏と脹脛下）もガンダムマーカーで部分塗装。こちらはエアリアルとは違いガンダムマーカーの「ガンダムメカグレー」が正解でした。
HG でこれだけディテールアップできたら今度出る FULL MECHANICS のエアリアルは買えなくてもまあ悔しくないかな…と思えてきました。まあ実際出たら欲しくなるんでしょうけど。
というわけで『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』は来週日曜から放送開始。バンダイ／サンライズによる盛り上げプロモが上手いこともあって、めちゃくちゃ楽しみにしています。早く一週間経たないかなあ。
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