キャンドゥの USB-C 巻き取りケーブルを買ったら、自宅のデスクで使っている USB チャージャー(Anker PowerPort+ 5 USB-C PD)に繋いでいる USB-C to C ケーブルも巻き取り式にしたくなりました。
↑これが今までの状態。下の 4 ポートの USB Type-A ポートは全て巻き取りケーブルにしていますが、一番上の USB-C ポートだけは普通のケーブルを使っていました。これは全長 30cm の USB-C to C ケーブルで、机上で充電するだけなら長すぎなくてちょうど良いのですが、給電しながら操作したい機器を繋ぐには微妙に短い。だからといって長いケーブルを使うと今度は長すぎるし、本当は巻き取り式にしたかったのでした。
キャンドゥには C to C の巻き取りケーブルはなかったし、あったとしても大電流を流す USB PD にはあまり使いたくない。多少なりともちゃんとした国内メーカーから販売されているものを探した結果辿り着いたのがこちら。
オウルテック / USB PD 60W 対応 両引き巻取り式 USB Type-C to C ケーブル 1.2m OWL-CBR2CC12
昔からこういうニッチな周辺機器を探すと出てくるのがオウルテック。謎の信頼感があります。
最長 1.2m の巻き取り式で、60W までの USB PD に対応。そうそう、こういうスペックのケーブルが欲しかった。
一見なんの変哲もない巻き取りケーブルですが、キャンドゥやミヤビックス(microUSB)等で広く使われているものとは異なるデザインのリール。
もしかしてこのケーブル専用のリールなのでしょうか。まあ 60W 対応の太めのケーブルですからね。
このリールの耐用巻き取り回数は公称 3,000 回とのこと。自宅のデスク上で一日一回使ったら 8 年強使えることになります。まあ負荷のかかりやすい巻き取りケーブルでそれだけ仕えれば十分か。
キャンドゥのケーブルと比べると、リール部が二回りくらい大きい。
まあ同等スペックの巻き取り式でないケーブルよりはよほどコンパクトに収まっていますが。
きしめんのような平形ケーブルも、端子カバーやブーツもかなりしっかりした作り。大電流を流すから絶対断線やショートはさせないぞ、という気合いを感じる造形です。
ちなみに USB-C のコネクター付近には温度センサーがついていて、異常発熱時には電流を停止するようになっています。リチウムイオンバッテリー搭載機器の事故は怖いからこういう機能がついていれば少しは安心できます。
USB チャージャーにつけてみました。最上段が USB-C ポートなので、その下に挿さっている USB Type-A の巻き取りケーブルより大きいものが上に載っかってくるのがちょっと微妙。だけど使わないときには今までよりもコンパクトに、使うときには今までのケーブルよりも長く伸ばせるのはとても便利。なおこのリールは両側からケーブルを引き出さないと故障の原因になるので、つい片方だけ引っ張らないように気をつけないと。
キャンドゥのケーブル 15 本分の値段にはなりますが、最も使用頻度の高いポートだったから使い勝手が上がって良かったです。
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