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Figure-rise Standard チュアチュリー・パンランチ

「誰の思いも背負ってない奴が、邪魔してんじゃねえ!」

Figure-rise Standard チュアチュリー・パンランチ

先月発売された『水星の魔女』の Figure-rise Standard 第三弾をスレッタミオリネに続いて組み立てました。

水星の魔女はアニメの完結およびキャリバーンをもって私のガンプラ熱も一段落ついていたのですが、この FrS チュチュはプレイバリューが高そうで手を出さずにはいられませんでした。主役であるスレミオにつづいてキット化するのがチュチュ、というのがバンダイはよくわかっていらっしゃる。

制服の上からトレードマークであるピンク色のパーカー(?)を羽織るチュチュの姿を見事に再現しています。アスティカシア高専、他にもグエルはジャケット羽織ってるだけだしシャディクはニッカボッカ穿いてるしサビーナは上からマント着てるし、制服あるわりに服装規定ゆるいよね。でも制服で上半身のデザインが規定される中で着こなしとか靴とかでキャラの個性を出してるのは上手いと思います。

このキットの取説によるとチュチュが着ているジャケットは「親代わりの採掘労働者たちに買い与えられたもので(中略)サイズが大きいのは、小柄な体格をスペーシアンからナメられないようにするため」とのこと。確かに劇中ではチュチュは体格良さそうに見えていたけど、このキットを見る限りでは肉付きは悪くないとはいえ小柄な身体をジャケットによって嵩増しして見せていることがよく分かります。あと髪の毛のポンポンも大きく見せる一環なんだろうなあ。

FrS のお家芸とも言える表情デカール。スレッタ・ミオリネに次いで顔芸の多いキャラクターだったから表情のバリエーションの広さにも頷ける。ジト目や睨み顔はまさにチュチュらしいところですが、ガチギレ顔(笑。第 4 話の実習のシーンでスレッタの邪魔をしていた他寮生に殴りかかったときのやつですね。

そんな狂犬キャラのチュチュに合わせて、このキットには凶器としての工具が二種含まれます(笑
顔パーツに貼るデカールはガチギレ顔だとあまりにあんまりだったので、ちょっとマイルドに真剣顔にとどめておきました。

あとこのキット最大のギミックと言えるのが、ヤンキー座りができること(笑
ヤンキー座りして頬杖を突きながらスマホ(生徒手帳)を見る、みたいなポーズを完璧に取らせることができます。

そのためにボディは差し替え式になっていて、通常座り用の胴~腰パーツ、ヤンキー座り用の胴~太腿パーツとそれに対応したジャケットパーツが付属します。どのポーズでも使うのは胸から上と膝下だけ、という思い切った差し替え方式。

ちなみに立ちポーズ用の胴パーツは制服の下にちゃんと生身が用意されているこだわり。制服の上からさらにジャケットを着るからまず見られることのない部分なのに、チュチュの軽く割れた腹筋が表現されているのがすごい。このキットを設計した人は変態か(誉め言葉

また先ほどのヤンキー座り時に見ていた生徒手帳は画面をデカールで再現するようになっているのですが、デカールは縦型のホーム画面(時計表示)と横型の動画再生画面の 2 パターン用意されています。しかもその動画再生画面があの「株式会社ガンダム社歌 PV」(笑。チュチュが生徒手帳で社歌 PV を再生しているシーンが表現できるということですね。

ところで X で見かけた作例を自分でも絶対真似してみよう、と思ってやってみました。

チュチュパイセンバイク似合いすぎ問題(笑。1/12 スケールのバイクモデルにシンデレラフィット。
本当はネイキッドかアメリカンタイプの車体の方が似合いそうですが、フルカウルでも Kawasaki なら似合う似合う。キットにはバイクのハンドルにちょうど良い握り手パーツもついていて、まるで最初から想定されていたかのようにしっくり来ます。

あと、このキットを買う前からやりたいことがもう一つありました。

チュアチュリー「パンランチ」。水星のメインキャラの中でも劇中でフルネームを呼ばれないのは彼女くらいかと思いますが、聞くとベーカリーカフェに行きたくなる名前。

スレッタやミオリネとはまた違った遊び甲斐のあるキットでした。
チュチュはやっぱりニカ姉と並べてこそというキャラだと思うので、ニカの FrS 発売も期待しています。

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