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道玄坂 カレーショップ 初恋

渋谷に行った際にランチをどうするか考えた結果、そういえば一度行ってみたかったお店があったんだった…というのを思い出して行ってきました。

カレーショップ 初恋

道玄坂を上りきったあたりにあるお店です。「初恋」っておよそカレーショップらしからぬ名前だけど(笑)、そういうのも含めて気になってました。看板の雰囲気も含め、むしろスナックと言われた方がしっくりくる。

カレーショップ 初恋

お店の入口はこの雑居ビルの階段の下。どうやら本当に元スナックの店舗を使って営業しているお店のようです。
営業開始時刻合わせで来てみたところ開店待ちのお客さんが数組いましたが、なんとか一巡目で入店できました。

カレーショップ 初恋

カレーショップ 初恋

店内、エスニックな感じのインテリアで揃えられていて、並べられたスパイスの瓶なんかも含めすごくいい雰囲気。って写真だとそう見えると思いますが、BGM がなぜか昭和歌謡。それだけで都橋あたりのスナックにいる感覚がしてくるのだから不思議です(笑。入口の看板といい、このミスマッチがこの店の味なんでしょう。

カレーショップ 初恋

メニューは基本的に五種類のカレーから選ぶ方式。最大三種類まであいがけにできるということで、どう組み合わせるか迷います。
しかも数量限定のビリヤニまであるという!インドカレーの店に来てビリヤニがあると、カレーにするかビリヤニにするか最後まで迷うんですよね…。

カレーショップ 初恋

メニュー表と一緒にインド料理の蘊蓄とこの店のこだわりが書かれた小冊子が置いてあったので、注文後に料理が出てくるまでの間にしばしお勉強。
インドとか南アジア系の料理って名前は知ってるけど詳細を知らずに食べてるものが意外と多いから、こういうの助かる。

カレーショップ 初恋

というわけでまずはミニビリヤニから。カレーとビリヤニ迷ったけど両方食べたい…と思ってたらミニサイズのビリヤニがメニューにある、これは頼まざるを得ません。
小盛のビリヤニなのにちゃんとダルカレー、アチャール、ライタまで添えられた立派なビリヤニ。そのまま食べたり、ダルを混ぜて食べたり、ライタを混ぜて食べたり。一皿でちょっとずつ味変しながら食べられるのが楽しい。

カレーショップ 初恋

そして三種あいがけカレー。カレーは迷った挙げ句に店名を冠した「初恋チキン」、絶対ハズレなしだろうと思った「スパイスラムキーマ」、三種目はチャレンジ枠として本日のスペシャルカレー「初恋風牛ごぼうのしぐれ煮」を選択。
皿の上に様々なカレーや具材、スパイスが渋滞を起こしている、かなりボリューム感のあるカレーがやってきました。

カレーショップ 初恋

手前側が初恋チキン、奥がスパイスラムキーマ。そして右側がしぐれ煮。

初恋チキンは噛まずとも崩れていきそうなほど煮込まれたチキンがおいしい…けど今まで食べたことないカレーの味。なんとモルディブフィッシュ(鮪の削り節的なもの)を出汁として使っていて、チキンカレーなのにめちゃくちゃ出汁が利いてる、
スパイスラムキーマは粗挽きラム肉の食べ応えとカレーらしいしっかりした味で、この三種あいがけカレーの中では主軸として支えてくれる感。
しぐれ煮は、間違いなくおふくろの味を彷彿とさせる甘辛い和の味付けで日本人の舌によく馴染む。けど、後からスパイスの香りと辛さが追いかけてくる不思議な味で、妙に癖になる。

カレーショップ 初恋

様々なアチャールが添えられているのも嬉しい。カレーの合間に味と食感で目先を変えてくれます。
オレンジ色の粉末は辛さ調整用のサンボル。カレーの味に慣れてきたらこれを入れてちょい味変。

それぞれのカレー、単独で食べてよし、途中からちょっとずつ混ぜて良し。一皿の上で変幻自在な味の楽しみがある。

カレーショップ 初恋

はー、おいしかった。期待以上のおいしさでした。
こういう創作系スパイスカレー、食べること自体がちょっとしたエンタテインメント的でとても楽しい。

またこの味が恋しくなったら、道玄坂をはるばる上って食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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