HG GFreD を部分塗装で仕上げた際にこんなマーカーも試してみました。
DSPIAE の水性アクリルマーカーはとても使いやすくて気に入ったのですが、基本色のバリエーションが少なくて中間色の表現が難しい。そこで他にも水性アクリル塗料系のマーカーがないか探してみました。そしたら私がメタリック系のマーカーを愛用する 4 アーティストマーカーと同じ Pebeo から水性アクリルマーカーが出ているじゃないですか。
店頭売りしているところが少なくて結局通販で購入したところ、ほぼ同じ見た目で「アクリリックマーカー」と「デコマーカー」のラベルが混在していました。どうやらもともとデコマーカー名で販売されていたのが最近になって名称変更したところで、現在は新旧が混在して流通しているようですね。
ペン先はラウンドタイプが 0.7/1.2/4mm、チズルタイプ(平形)が 4/5-15mm の計 6 種類。カラーは 1.2mm ラウンドが全 47 色、それ以外が全 16 色用意されています。私はとりあえず汎用性の高そうな 1.2mm ラウンドで、直近のガンプラで使えそうな色をいくつか適当にオーダーしてみました。DSPIAE のときもそうでしたが Web に載っているカラーサンプルがあまり当てにならず届いた実物のインクを出してみて判断するしかないのが難しいところ。買ったけどイメージと違っていて結局使わなかった色もあります。
キャップには予備のペン先が付属しています。模型の部分塗装程度でペン先が傷むことは考えにくいですが一応。
ちなみに同じ水性アクリル塗料でも DSPIAE に比べると若干粘性が強め。サラサラとした塗料を筆で細かいところまでスイスイ塗っていける DSPIAE ほどキレイに塗ることは難しいですが、Pebeo の方が発色が良くて何よりカラーラインアップが多いことがメリットです。DSPIAE では足りていないカラーを補う形で使うのが良さそう。
GFreD の肩パーツ裏をはじめ黄緑色の部分をアクリリックマーカーのブライトグリーンで塗装しました。1/144 スケールのガンプラだと 1.2mm のペン先でもちょっと太すぎて凹部分のカドには届かず、強引に塗ってはみ出した部分は後からデザインナイフとペーパーで削る、という方法で塗装。
肘のヒンジ部にある緑色のリングパーツの内側はライトバイオレットで塗装。超細かい部分ですがここを塗るだけで精細感が一段上がって見えるから不思議なものです。
なお手の甲やビームライフル下部はアクリリックマーカーのターコイズでは明るすぎたので、シヤチハタ アートラインデコライトのパステルグリーンで塗ってみました。成型色よりも若干黄色みが強いけど遠目で見ている分には違和感はありません。
バックパックのフィン(?)部分にはオレンジ+ライトオレンジの重ね塗りを試してみました。オレンジだと微妙に赤すぎ、ライトオレンジだと微妙に明るすぎだったのが重ねることでほぼ成型色同等に。乾いたら塗り重ねられ、はみ出してもデザインナイフとペーパーで簡単に削れるのがこの塗料の良いところ。
本当はこれの筆ペンタイプがあれば模型用としてはベストなんですけどね。本来はイラストや手芸用みたいなので筆ペン化は期待薄かな。まあ私は DSPIAE と併用していこうと思います。








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