先月一部で話題になった神田の居酒屋で飲んできました。
NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが来日した際に立ち寄ったやきとんの店です。NVIDIAといえば約三十年前からグラフィック系半導体(当時はまだGPUという言葉もなかった)のトップ企業で、現在はAI向けのGPU需要によりIT業界の最重要企業の一つ。その創業者であるジェンスン・フアン氏は一般での知名度はそれほどではないものの業界的にはビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズに並ぶ偉人と言っても過言ではありません。ちなみに公の場に出るときはほぼ常に黒のレザージャケットを着用していて業界内では親しみを込めて「革ジャンCEO」と呼ばれています。
ティム・クックと星野源が行った居酒屋にも速攻行った私としては、そんな革ジャンCEOが訪れた店なら一度行ってみたい。でもあまりに混みすぎてオペレーションが回ってないらしい…という噂も耳にしたから少し落ち着くのを待っていました。そしたら何とPC Watchで石井英男氏がレビューを公開してるじゃないですか(笑。

↑の記事は飲食のレポートだけでなく店長へのインタビューも実施していて必読です。
今回は食べログのネット予約を利用して訪店しました。
店内には至るところにジェンスン・フアンCEO来店時の写真が貼られていて、もはや世界的な大スターが来たかのような扱い。まあ秋葉原からも徒歩圏内の店だからPC/IT関連のお客さんも多いだろうし、そりゃあ大スター扱いですよね。
「飲むならやっぱ、とり皮ジャン!」って狙いすぎでしょ(笑)。しかも強調の傍点がNVIDIAのシンボルマークっぽくなってるところまで面白い。
私もせっかくだからコスプレして来ようかと思ったんですがさすがに革ジャンは持ってない。でもお店への滞在中は革ジャンを脱いで黒Tシャツ+黒パンツという出で立ちだったようなので、私も同様の服装で訪店しました。そしたら店内は冷房がガンガンに効きすぎて寒い!むしろ革ジャンを着てくるべきだったのかもしれません。
注文したのは当然「ご来店記念コース」。ジェンスン・フアンCEOが注文したのとほぼ同じコースです。当初は「NVIDIAのジェンスン・フアンCEO同じコース」という名前だったのが数日で「ご来店記念コース」に変更されていてこれはNVIDIAから何か怒られたのかと思ったら、上記PC Watchのインタビュー記事によるとお店側が自主的に変更したのだとか。
それにしても飲み放題つき2時間で4,500円ってめちゃくちゃ安い。学生の飲み会かチェーン系居酒屋並みの値段です。
まあ何はなくとも生ビールから。
暑い外を歩いてきたから生ビールがうまい!…んだけど、冷えが今ひとつ。ビールが冷えていないというよりはジョッキの洗浄が追いついてなくて乾燥機から出してすぐにビールを注いだような感じ。せめて一杯目だけでもキンキンに冷えたのが飲みたかった。
料理は枝豆とキャベツ盛り(肉味噌付き)から。この辺はやきとん店の定番ですね。
それから「もつゆずポン酢」。サッパリとしたおつまみから始められるのが夏の季節にはありがたい。
炙り明太子と長芋の千切り。明太子がそのまんまじゃなく軽く炙られてるのが嬉しい。これまたビールが進みます。
お造りはまぐろと〆鯖。思ってたよりボリュームある。
しかしこちらが料理に手を着けるより先にどんどん新しい皿が運ばれてくるのでテーブルの上がもう一杯。鍋のためのコンロの上に刺身を配置する羽目に。
ポテサラ。千切りキャベツには胡麻ドレッシングがかかってるのにさらにマヨネーズ別添え。こういうマヨネーズは他の料理に転用したりもできて重宝します。
ここでビールが空いたからハイボールに移行。氷が入ってるドリンクならジョッキが冷えてなくても何とかなるだろうという計算です(笑
博多鉄板餃子。博多だからちょっと小ぶり。
味は悪くないんだけど焼きたてじゃなくて少しぬるくなってから持ってこられたのが残念。オペレーションが回ってない感が…。
からあげとポテトフライ。いかにもな居酒屋コースメニュー!しかもかなりボリュームある。
餃子と違ってこちらは揚げたてアツアツでした。こういうのでいいんだよ。
ここから焼き物の提供が始まります。まずはししとうとしいたけ。
個人的にはしいたけって苦手なんだけど、ここのしいたけ焼きは悪くなかった。
そしてメインのやきとんはハラミ、ネギマ、豚バラ、タン。
やきとんの店だけあってこれはさすがにうまい。お酒が進んじゃいますね。
そこからさほど間を置かずに和牛とんこつもつ鍋が運ばれてきました。
コース開始からここまで約25分。さすがにちょっと早すぎない?テーブルの上が全然片付いてないし、それぞれの料理がおいしいうちにゆっくり楽しむ余裕もない。オペレーションが大変なのは分かるけどちょっとお店側の都合を押しつけられてるように感じるのが残念。飲みホつき4,500円のコースに贅沢言っちゃいけないんだろうけどさ。
おいしいやきとんの前にハイボールもなくなっちゃたのでレモンサワーを追加。
飲み物の提供もちょっと時間がかかるようなので、飲みきる前におかわりをオーダーするのがコツです。グラス交換制じゃなくて助かりました。
他のおつまみと一緒にサワーを飲んでる間にもつ鍋がいい感じになってきました。
とんこつスープのもつ鍋、濃厚トロトロ感がたまらない。他の料理と違ってこれだけは自分たちで煮込むから一番おいしいタイミングで食べられるのも良い。真夏にもつ鍋ってどうかと思ったけど、空調が効きすぎているせいでこのもつ鍋がありがたく感じる(笑
サワーもあっという間に飲みきってしまったからホッピー(黒)に移行。
こういう店なら銘柄焼酎とかじゃなくこういうちょっとチープなお酒の方が気分出ます。
鍋の〆はラーメン。
牛もつの旨味が溶け込んだとんこつスープならうまくないわけがない。
デザートはシューアイス。これは既製品なんだ(笑
でも4,500円とは思えないほどボリュームのある料理でさすがにお腹がはち切れそうだから、これくらい軽いデザートで助かりました。
飲みホつき4,500円のコースだから味にはそれほど期待せず、むしろイベント的に楽しむつもりで行きましたが少なくともやきとんともつ鍋はおいしかった。他の料理は味というよりも温度管理と提供タイミングの問題だったなあ…。
革ジャンCEO来店を機にお店のファンを増やしたいなら、もう少しオペレーションに気を遣ってほしいと感じました。忙しすぎてそれどころじゃないのも分かりますけどね。
レジ裏に飾られていたジェンスン・フアンCEOの直筆サイン色紙。PC Watchの記事によると当初2枚あったのが1枚盗難に遭ったそうですね。神田の治安…。
ともあれ話題のお店に行けて楽しかったです。他のお客さんは全員がそうかは分からないけれど、多くがフアンCEOの来訪きっかけで訪店しているように見受けられました。
ただ料理の内容的にも、今よりも混雑が落ち着いているだろうという意味でも忘年会シーズンあたりに利用するのがちょうど良いのかもしれません。
ごちそうさまでした。


























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