静岡県には「さわやか」という有名なハンバーグのお店があるそうで。静岡に縁もゆかりもない私の Twitter や Facebook のタイムラインにもときどき単語や写真が流れてくるくらい有名なのか、単に私の観測範囲内にそういう人が多いのか分かりませんが、以前から一度行ってみたいと思っていましたが、静岡に行く用事なんてそうそうない。
と思っていたら、先日ブロンコビリーでハンバーグを食べる機会がありまして。ここ、いわゆる「さわやかインスパイア系」らしいんですが、これが確かにおいしい。でもブロンコビリーもクルマじゃないと行けない店舗ばかりからそうそう行けないよなあ、と思っていたところ、電車で行ける範囲に方向性の近いお店を見つけました。
五反田駅近くの飲食店が密集しているエリアにある、ステーキレストランです。この付近でステーキ&ハンバーグといえばミート矢澤があまりに有名ですが、有名すぎていつも大行列。そうそう行ける店じゃないので、それよりも空いてておいしければそっちのほうがいいんじゃね?と思います。
「ステーキレストラン」を名乗ってはいますが、ステーキ以上にハンバーグが自慢のようです。網状の焼き目がついた炭焼鉄板ハンバーグ、これはまごうことなきさわやかインスパイア系。
ステーキもハンバーグも基本的にはグラム単位で注文するようです。とりあえずハンバーグ 250g、トッピングなしで頼んでみました。
しばらく待つと、焼きたてのハンバーグが鉄板で出てきました。出てきた状態を撮影する間もなく、店員さんがハンバーグを二つに切り、手際よく断面を鉄板に押しつけて焼きを加えながら、その上にソースをかけていきます。一気に沸騰してあたりに飛び散るソースと肉汁。紙ナプキンを広げて、衣服にかかるのを防ぎます。この辺のプロセスも確かにブロンコビリーと同じ、さわやかインスパイア系。
「いかにも肉って肉だ」と言いたくなる、この質量を感じる肉!
早く食べたいけど、慌てると火傷すること山のごとしなので、とりあえずソースの跳ねが落ち着くくらいまで待ちます(笑
いただきます。
…この肉!外側はよく焼けた、食べ応えのある粗挽きハンバーグなのに、内側はまだレアで、ユッケを食べているかのような食感。肉好きにはこれはたまらない。
ソースはけっこう濃い味で、この味も含めてお腹にズシンとくるハンバーグです。
ランチにしてはちょっと高いけど、それに値する満足感が得られました。
姉妹店が川崎(チネチッタの隣)にもあり、そちらは五反田店よりもオシャレな感じの店舗でした。川崎で映画観た帰りに炭焼ハンバーグ、というのもいいかも。
元祖の「さわやか」にも一度行ってみたいんだよなあ。静岡に行く仕事でもできないかなあ(笑。
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