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D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2026 最終戦 SUGO

ジェフリー・ハーリングス

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

下田丈がスポット参戦した第8戦関東大会に続き、全日本モトクロス2026最終戦の観戦・撮影に宮城のスポーツランドSUGOに行ってきました。

菅生は2021年に行って以来5年ぶり。今回は欧州ベースの大会であるモトクロス世界選手権(MXGP)チャンピオンであるジェフリー・ハーリングスがゲスト参戦するということで、下田丈(こちらは北米主体のAMAスーパークロス(SX))とはまた違ったカテゴリーの世界レベルの走りを一度観てみたいと思い遠征しました。ハーリングスは過去に6度(MXGP×3、MX2×3)の世界チャンピオンの獲得実績があり、F1で言えばハミルトンやフェルスタッペン級のレジェンドライダーと言っても過言ではありません。

ジェフリー・ハーリングス

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

IA1クラスに出場したハーリングスは、結果から言うと2ヒートともに圧勝。後続のライダーに対してラップあたり3秒のギャップ(2ヒートめはもっとあったように見えた)を築く圧倒的な速さで、国内ライダーとのレベルの違いを見せつけられました。

ジェフリー・ハーリングス

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

走りはとてもスムーズで、バイクを振り回したり抑えつけたりするような動きは皆無。傍からはすごくラクそうに乗っているだけにしか見えないのにメチャクチャ速い。写真に撮っても「頑張ってバイクを操ってる感」がないからあまり面白い写真に見えないのが悔しい(笑。
他のライダーと基本的には同じ450ccのモトクロッサーのはずなのに、ハーリングスだけ違う乗り物に乗っているかのような、あるいはハーリングスが通る瞬間だけ路面がスムースになっているかのような…そんな別次元感。

ジェフリー・ハーリングス

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

今回の菅生のモトクロスコースはいつものオフビと違ってレース間のコース整備は行われず、一日のうちにどんどん轍が深くなっていっていました。聞くところによるとこれはどうやら欧州のMXGP流のレース運営とのことですが、だからこそ速いライダーとそうでないライダーの走らせ方の差があからさまに出る。トップライダーは轍の使い方がすごく安定していてマシンの跳ねも少ない。グリップさせられる路面の見極めとバイクの重心移動がキモってことなんだろうけど、具体的にどうやっているかは想像だにできません。中でもハーリングスのコーナリングからの立ち上がりは信じられない速さだったなあ…コーナーから立ち上がる度に後続を引き離して行っていました。

ジェイ・ウィルソン

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

今回の菅生遠征の主な目的はもう一つ、ヤマハファクトリーのジェイ・ウィルソンの国内最終レースを見届けることでした。ジェイさんは5年前の菅生でIA2クラス(250cc)にゲスト参戦し、他を寄せ付けない圧倒的な速さに衝撃を受けました。その翌年から全日本モトクロスにレギュラー参戦し、2022年はIA2、2023~24年はIA1クラスでチャンピオンを獲得。昨年は怪我の影響もあってチャンピオンを逃しはしたものの、この五年間の国内モトクロスを牽引してきたライダーであることは変わりません。
そのジェイさんが今季限りでヤマハファクトリーとの契約を満了。引退するわけではなさそうですが国内でジェイさんの走りを見られるのは一旦これが最後、ということで見ておきたかったのでした。

ジェイ・ウィルソン

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2x Teleconverter ]

レースではジェイさんはヤマハファクトリーのチームメイトである大城魁之輔、BLUCRU(ヤマハ育成チーム)の中島瀬也と編隊を組むように走る場面が多く見られました。レースをしているはずなのに同時に後進を育ててもいるような姿にはつい目頭が熱くなる。

ジェイさん自身は今回のレースで勝つことよりも確実にポイントを積み上げて(レース開始前時点でランキング1位だった)チャンピオンを奪還することを優先しているようにも見えましたね。
結果、ヒート1:4位、ヒート2:6位でポイント差を守り切り、二年ぶりのシリーズチャンピオンに返り咲き。契約終了の花道を最高の形で飾りました。

SUGO

[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

ちなみに菅生のモトクロスコースは山を切り拓いて作られたもので、いつものオフビよりも全然広いし高低差もあって見応えがあります。常設スタンドもあるしコース内の多くの場所からコースの大部分が見通せるし、観戦環境としては最高に近い。何より河川敷コースなオフビと違ってパドックエリアが舗装されていてトイレも仮設じゃないのが素晴らしい(笑

SUGO

[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

ヨーロピアンセクションのジャンプ台はまるで大空に飛び出すかのような大迫力!これはライダーたちにとっては気持ちいいだろうなあ。高所恐怖症な私にとっては拷問でしかないけど(汗
関東からだと遠いから毎年行くわけにもいきませんが、機会があればまた観戦に行きたいコースです。

α7 Vの高速連写に任せていたら一日で8,000枚以上の写真を撮ってしまってまだ整理が追いついていないので、後日また追加で写真を掲載する予定。

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