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Sony Reader PRS-T2

年末年始は帰省しなかったので、ゆったりと過ごしていました。『ハリー・ポッター』シリーズの Blu-ray を最初から全部観直すとか、そういう長期休みでもないとできないことをやってみたりして(笑。

BD を観ていたら、ウチの奥さんが「原作を読みたい」と言い出したんですが、あの分厚い本を全巻収める余裕は我が家の本棚にはなく(『ガンダム THE ORIGIN』を全巻愛蔵版で買ってるお前が言うな、というツッコミはナシで(ぉ))、それなら電子書籍がいいんじゃない?ということで、Sony Reader を買ってきました。私が持っている PRS-350 は自分でときどき使っているので、奥さん用に。
ひとつの小説を読むためにわざわざハードウェアを買うのももったいないと言われそうですが、ハリポタのハードカバーを全巻揃えるよりも電子ブックリーダと電子版を買った方が安上がり、という結論に達し(文庫版を買え、というツッコミはナシで(ぉ))。1 月末までなら Sony Reader を買えば『賢者の石』が一冊無料というキャンペーンをやっていたことに背中を押された感じです。

ソニー / Reader RPS-T2 (レッド)icon
ソニー / ブックカバー PRSA-SC22 (レッド)icon

PRS-T2

文字を読むことを考えると本体は白か黒のほうが読書に集中できていいかな、と思っていたんですが、実物を見ると白も黒もどうも安っぽくて愛着が持てなさそうな気がしたので、赤をチョイス。カバーも同色にしました。

PRS-350 と比べると、現行機種は Android ベースになっているので UI がけっこう変わっていますね。全体的なレスポンスも PRS-350 より俊敏になっているように感じます。E-Ink ディスプレイは PRS-350 よりも一回り大きい 6inch ですが、解像度は変わらず 600×800 なので、読みやすさという点ではそれほど変わりません。もう少し解像度が向上してくれれば、私もそろそろ買い換えたかったりはするんですが。
Kindle Paperwhite だと解像度は 758×1024 だし、フロントライト内蔵なのでハードウェア的には Paperwhite のほうが魅力的ですが、肝心のコンテンツフォーマットの互換性が…。

PRS-T2

最近は電子書籍というと雑誌やコミック、有料メルマガを液晶系のデバイスで読むことが増えましたが、長編の文学はやっぱり E-Ink のほうが読みやすいですね。


子どもに触られて傷がつく可能性が高いので、保護フィルムも買ってみました。

サンワサプライ / 液晶保護指紋防止光沢フィルム PDA-FRD3KFP

PDA-FRD3KFP

ヨドバシで本体を買ったついでに、店頭に並んでいたものを適当に。

E-Ink デバイスなのに、商品名が「液晶保護~」になっていると、なんだかむずむずしますね(笑。

PRS-T2

この保護フィルム、光沢タイプなのでけっこう盛大に反射します(´д`)。でも店頭では他に選択肢がなくて…。妥協せずにいつもの OverLay Plus(ノングレアタイプ)を発注すべきだったと少し後悔。

『ハリー・ポッター』シリーズの電子書籍は Reader Store からではなく、Pottermore Shop で購入・決済する仕組みになっています。Pottermore Shop で購入して、Pottermore の ID と Reader Store(を含む各種電子書籍ストア)の ID を紐付け、購入情報を 電子書籍ストアに送るとその電子書籍ストアから対応したフォーマットのデータがダウンロードできる、という仕掛け。「読む権利」を版元から直接購入することで、異なるプラットフォームや機器をまたいで読めるとか、仮に使っている電子書籍ストアが潰れても他のストア経由で読める、というのはメリットですが、読めるようになるまでの手順が煩雑で面倒ではありますね(´д`)。Pottermore Shop から直接ダウンロードできるのが理想でしょうが、Pottermore 自体が各種のプラットフォームに直接対応するということも考えにくいので、これ以上の改善はなかなか難しそうにも見えます。

ともあれ、ハリポタは特に後半の作品が映画の尺ではいろいろなことを省略しすぎな印象を受けたので、原作を読んでみたいと思ってはいました。電子書籍はデータの貸し借りができませんが、ハードウェアごと借りてしまえばいいわけで(笑。奥さんの合間に私も読ませてもらおうかな。

ソニー / Reader RPS-T2 (レッド)icon

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