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MG ∀ガンダム

MG 1/100 WD-M01 ターンエーガンダム

機動戦士ガンダム UC』が面白かったので、次巻が出るまでの間に同じく福井晴敏著の『月に繭 地には果実』を読んでいます。『ターンエーガンダム』のノベライズですが、これもまた面白い。全体的に穏やかな風が流れるアニメ版に比べて、この小説版は戦争にフォーカスを当てたシリアスな展開で、この作品の違う側面を見せてくれています。これが終わったら、今さらだけど『亡国のイージス』『終戦のローレライ』あたりも読んでみるかなあ・・・。

ということで、気分が乗っている間に積んであった MG も製作してみました。私にとっては非 MG の 1/100 キットを組んだ直後に MG 化が発表されるという悲劇を呼んだキットですが(;´Д`)ヾ、このキットよくできてますね。
旧 1/100 キットはプロポーションは悪くないものの、さすがに古いキットということでパーツの合いが良くなかったり、可動範囲がかなり狭かったり、最近の MG に比べると古くささが目立っていたのも事実でした。が、このキットは MG 100 体目記念ということで気合いが入っているのか、さらに洗練されたプロポーションと可動範囲を両立した傑作に仕上がっていると思います。完全ポリキャップレス設計(これはユニコーンも同じ)で関節部分の耐久性も上がっているし、かなりダイナミックなポージングも可能。プロポーションは「シド・ミードはこういう意図でデザインしたのか」というのがよく解る、直線と曲線が美しく組み合わせられたデザインをよく再現していると思います。ターンエーはかなり好きな作品なので、この仕上がりは嬉しい限り。

ユニコーンガンダムを組んだ後だとかなりサクサク進められる組みやすさもなかなかのもの。まさに MG 100 体目に相応しいキットだと思います。

コメント

  1. ‘み’ より:

    こんにちは~
    ガンダムUCは存在すら知りませんでしたが、「亡国のイージス」は映画を見て訳が分からなかったので原作を読みました。結構ボリュームがありましたが、一気に読めてしまう感じでよかったですよ~あ、「終戦のローレライ」はやはり映画を見たんですが・・・出来が今二つぐらいだったので原作にも手をつけていません(^_^;)

  2. B より:

    『月に繭 地には果実』は中巻まで読み終えたところですが、序盤はアニメのストーリーを
    ほぼなぞる展開だったのに、中巻に入っていきなりオリジナルな展開に突入して
    かなり衝撃を受けています。ある意味アニメ版よりリアリティ溢れる描写が
    面白いので、興味があったらぜひ読んでみてください。
    (∀に興味がなければ UC でも面白いですよ。)

    『亡国のイージス』の映画は富山出身の人が監督をやっているということで、
    田舎でもけっこう話題になっていました。観てみたいと思っていたので、
    DVD を観てから原作も読んでみようかな。
    多分逆だと映像を観たときにがっかりしそうなので(笑。

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