PC のバックアップ用 HDD を買い足しました。
バッファロー / MiniStation HD-PCG2.0U3-GWA （2TB／ホワイト）
2TB のポータブル HDD です。コストパフォーマンスでいえば 3.5inch HDD ベースの外付け HDD のほうが良いんでしょうが、コンパクトさや消費電力、AC アダプタ不要の手軽さなどを考えるともう 2.5inch ベースのポータブル HDD 一択だと思います。バックアップ用途ならばそこまで高速じゃなくて良いし。
そこまでこだわりもなかったので、入手性が良いサプライメーカー品の中で最も価格容量比の良かったバッファローの製品を選択しました。もはや 2TB のポータブル HDD が税込み 9,000 円前後で買えるならば文句はありません。
梱包は化粧箱の中にクッション性の高いエアパッキンにくるまれていました。最近は Amazon のフラストレーションフリーパッケージ等の簡易的な包装も増えてきていますが、衝撃に弱い HDD だけにこういう梱包は安心です。
ケースは 2TB 品としては分厚い。おそらく内蔵されているドライブはもっと薄いのでしょうが、分厚いドライブを内蔵する 3TB 品と筐体を共用しているものと思われます。
なお USB は 3.1（Gen1）対応の microB 端子。USB-C ではありませんがこれで十分です。
底面は滑り止めのラバー塗装と申し訳程度のゴム足がついています。
驚いたのはこの面にでかでかとバッファローのデータ復旧サービスの案内が貼られていたこと。いざというときに頼れる先があるという意味では安心ですが、これ HDD 単体じゃなくてこのデータ復旧サービスで利益を出してるんでしょうね…。
本ドライブには「みまもり合図」というアプリが付属しており、Windows や Mac にインストールすることで HDD の状態を監視することができます。まあ S.M.A.R.T の状態を見て警告を出したり買い替えを促したりする程度ではありますが、安価なドライブにまでこんなユーティリティがついてくるのがさすが大手、という感じ。
CrystalDiskInfo でディスク情報を見てみました。ドライブ名称を見る限り内蔵されているのは Seagate の 7mm 厚 2TB モデル「ST2000LM007」のようですね。ということは、このケースの厚みに対して中身はけっこうスッカスカということになります（笑。ロットによっては 12.7mm 厚や 15mm 厚のドライブを内蔵しているものもあるのかもしれませんが。
Seagate は数年前に品質問題をやらかして以来自分でベアドライブを買うときは避けるようにしてましたが、久々の購入ということになります。まあ滅多なことはないと思いますが。
一応ベンチマークも取ってみました。
半年前に購入したアイ・オーの 3TB 品と比べると、シーケンシャルアクセスは微妙に遅いけどランダムアクセスは若干速いようです。バックアップ用なので速度はあまり重要ではありませんが。
少し気になったのはアクセスランプの挙動。通電／非アクセス時に常時点灯なのはいいとして、一般的な HDD ならばデータアクセス時には高速に点滅するところ、この HDD の LED はアクセス時にはまるでスリープ中を示すかのようにゆったりと明滅するようになっていて、本当にちゃんと読み書きできているのかちょっと不安になります(´д`)。逆に言えば気になるのはそれくらいで、何の問題もなく普通に使えてしまっているわけですが、バックアップ用ディスクならばつまらないほどに何の問題もないことのほうが大事。今後、できるだけ長く活躍してくれることを期待します。
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