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キングダム・オブ・ヘブン 特別編

やっと観れた(;´Д`)ヾ。

キングダム・オブ・ヘブン 特別編

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またしてもオーランド・ブルームが人の嫁さんに手を出す話(´д`)。でも今度は弓矢使わないのね(ぉ。

主人公バリアンの行動の動機が理解し難かったり(妻子を亡くして自棄になっているところへ、「私はお前の父親だ」といって現れた騎士に連れられてエルサレムに向かい、そのままエルサレムの騎士になってしまう)とか、エルサレムを巡るキリスト教圏とイスラム教圏の宗教戦争がなかなか理解できなかったり(サラディンなんて高校の世界史で聞き覚えがある程度だし)、と日本人的にはイマイチ入り込めない部分も散見。
後者はクライマックスの「エルサレムの価値とは?」 「無だ。──だが、全てだ。」 で、なんとなく理解できたような気になったけど、前者は最後まで理解できずじまいだったな。

歴史スペクタクルも大規模な攻城戦もそろそろ見飽きた感はあるけど、今作の映像表現はその中でもかなりクオリティが高く(実写と CG の境界線のなさは近年の大作の中でも特に秀でていた)、映像・音響のリファレンスになりそうな作品ですね。十字軍時代の中近東情勢を勉強してから観直すと、またいろいろな発見がありそうな気もします。先に特典ディスクを観ておけば良かったかな。

同じ「キングなんとか」でも、『キング・アーサー』よりは面白かった(´ー`)。

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