『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開延期

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公開延期 – AV Watch

7/23 に予定されていたガンダム最新作『閃光のハサウェイ』の公開が延期になることが発表されました。

『シン・エヴァ』や横浜の動くガンダムの公開が延期になっても本作についてはこれまで告知がないまま公開まで 2 ヶ月を切っていたので、てっきりこのまま予定通り公開されるものと思っていました。が、やっぱり延期ですか。
まあこのタイミングで本編完成が間に合わないというよりは、多分に興行的な事情があっての判断でしょう。都内の映画館は今週から営業を再開したとはいえ、当面は営業時間を短縮し、座席を絞ってのチケット販売（おそらく一席ずつ以上間隔を空けて座るのでしょう）という状況では顧客を捌ききれないし興行収入的にも成立しないから、ちゃんと客を入れられる状況になったら改めて封切るということなのだと思われます。COVID-19 の影響により劇場公開から Netflix 等への配信にファーストウィンドウを切り替える作品も出てきている中、本作が劇場公開にこだわるのは配信だけでなく劇場動員や現地物販なども含め「濃いファン」からの収益を大いに見込んでいるから、のはず。サンライズが例えガンダムシリーズであっても興収等をシビアに見ているのは『UC』や『THE ORIGIN』でも事あるごとに関係者の口から語られていましたからね。

状況が状況だけに改めての公開日がいつになるかは何とも言えませんが、映画館の事情的には他にも延期されている作品が多数あり、特に『シン・エヴァ』が同時期に控えていることを考えると玉突き的に後ろ倒しになっていくはず。仮にあと 1～2 ヶ月で状況が収束に向かったとして、早くても『シン・エヴァ』が秋分の日前後、『閃ハサ』はさらにその 1 ヶ月後、とかになるのではないでしょうか。今年はガンダム・マクロス・エヴァという個人的三大ロボットアニメが一挙に劇場版最新作を公開するという稀有な年だったはずが、どれもいつ観れるのか分からない状況になってくると本当にやきもきしますね。映画に限らず娯楽が軒並み中止・延期ばかりというのは、とてもつらい。

改めて公開されるまでの間にガンダムファンとしてできそうなことといえば、話題の新ガンプラ群を組み立てながら封切り日まで健康に過ごすことくらいでしょうか。