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魔女の宅急便 [Blu-ray]

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『魔女宅』が待望の BD 化。これ待ってた人は案外多いんじゃないでしょうか。私もその一人で、発売日に Amazon から届きました。

これも『トトロ』に並び、娘たちの無限リピート再生のおかげで DVD 版を少なくとも 100 回は観たと思います。実は DVD は一度次女になくされてしまい、しばらく観れなくなっていましたが、引越しのときに AV アンプの下から出てきたという(笑。
ともあれ、ジブリの過去作が順次 BD 化されてきた中にあって、なかなか出てこなかった本作だけに、DVD 版の画質のアマさにはそろそろウンザリ、リリースを心待ちにしていました。

BD 版ということで期待していた画質ですが、これがまた良い意味で裏切られました。今までのジブリ過去作の BD 化って、「オリジナルの雰囲気を残す」という意図でフィルムのグレインがけっこう残されていたり、コマの揺れが気になったりしていたものでしたが、今作はこれまでの BD に比べるとグレインがかなり抑えられた、スッキリシャッキリした高画質。現代のデジタル作画に匹敵する…とまで言ったら言い過ぎですが、製作が一年しか違わない『トトロ』に比べてもかなりの高画質と感じました。発色も浅かった DVD と比べ、BD では色乗りがとても良く、キキの赤いリボンの鮮やかさと黒い魔女装束の対比、空や海の青さが活き活きとしていて、観ていて楽しくなってきます。
また、他のジブリ作品に比べると本作の背景の描き込みについてはあまり語られることがありませんが、木や石の質感、絨毯のいかにも柔らかく暖かそうなイメージ、キキが空を飛んでいるときの街並み…といったものが、フィルムではここまで表現されていたのか!というのに初めて気づき、驚かされました。この映画、確か小学生の頃に映画館に観に行ったんですが、さすがに当時の画質とかは覚えてないからなあ(^^;;

ストーリーについては今さら語るまでもありませんが、やっぱりこの作品は良いですね。画音質も十分だし、ジブリファンならば必携の BD と言えるでしょう。
これで私が好きなジブリ映画はだいたい BD へのリプレースが完了しましたが、次はまだ出ていない『紅の豚』がいつリリースされるのか。これまでのペースを考えれば、来夏あたりのリリースになるのではないかと思っています。

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